5月に肺の再発が判ってから、ブログを書くのをやめてしまっていた。
本当は色々あったんだけど…今はもう前に進んでいるので、覚えている範囲でなるべく短くまとめてみる。
両肺には数ミリの1個ずつの(おそらく)子宮頸がんの転移癌が再発しており、化学療法を行い経過をみていくことになった。
薬はイリノテカン。
脱毛はほぼないけど、強い吐き気と倦怠感が副作用としてあった。
週に1回を3週行い、1週お休みで1クール。
それを2クール行ったところで造影CTを撮り、どちらかが消えていれば手術、もしくは放射線という治療方法を提案された。
その結果、小さかった方の右の腫瘍が微妙に増大、左は微妙に縮小という結果。
そのため、もう2クール行い、また恐怖の造影CT。
その結果…またも右が増大、左はわずかに縮小という結果だった。
そこで婦人科主治医は手術で取ることを勧めてきた。
肺の2箇所以外には病変なく、子宮の手術からも5年経過していることから、手術ができるとのこと。
正直、昨年6月の術後のあの地獄のような時間をもう一度味わうのかと思ったら、怖くて仕方なかった。
でも、取れるものなら早く取ってしまいたいという気持ちも強く、9/24に2度目の両側肺手術を行った。
2度目もやっぱり、痛いもんは痛かった
あの術後のハイケア室での、手足を管で繋がれ身動きの取れない状態の地獄の一晩…。
でも今回は、男性の主任看護師さんがとても優しく、丁重にお世話してくれたおかげで、痛くてつらくて長い長い夜も、いくらか眠ることが出来た。
ホント、すごく安心感のある看護師さんだったな
でも、なんだって自分はこんなに何回も何回も手術やら抗がん剤やら放射線やら、どんな運命なんだ?と思ったら、情けなくて泣けてしょうがなかった。
そんな私を、その看護師さんは優しく慰めてくれた。
本当にありがとうございました🥺
翌日にはドレーン、点滴、酸素が抜け、その次の日には硬膜外麻酔と尿カテーテルが抜けて自由の身に。
それからも痛みはあるものの、薬でコントロールできている。というか、2度目ということもあり、痛みとの付き合い方もわかっちゃってる感じかな
とりあえず、私の肺にまた間違ってできちゃった腫瘍は切除され、病理検査に出されていった。
そして再発予防のために、また抗がん剤治療を行う予定になっている。
もういーかげん、これで最後にしてちょうだいね。
もうホントに。治療飽きた笑
というわけで、昨年6月と全く同じ手術をしたわけで、何かとデジャブのような感覚に陥っている、、
ただ、あの頃とは明らかに違うのは、あるバンドを通して知り合った、たくさんの仲間が応援してくれているという点だ。
好きなバンドは2組なんだけど、そのどちらのファンの人も皆さん良い人ばかりで、本当に私のことを気にかけて、色々としてくれている。
そして先日私は誕生日を迎えたんだけど、その好きなバンドのボーカルの人に曲を書いてもらいプレゼントしてくれた。もうありがたくて嬉しくて
出会ってくれてありがとうと心から言いたい🙏
その皆さんのおかげで、私はまた前を向いて立ち向かおうと思えている。
これから待っている抗がん剤治療も、副作用に負けずに頑張って、今度こそは完全寛解を目指そう。
という感じで、かなり久しぶりのブログで、書き方も忘れてしまったくらいだけど
また気が向いたら更新しよう。
自分の備忘録としての独語、おしまい