最近、スマホにGPS機能が付いていたり、学校を出たらセンサーで通知されるようになったり、まだ幼い子供たちの行動を把握するために、昔よりも便利なツールが増えました。


 ただ、わが家はまだ外で通信ができるスマホを持たせていないので(腕時計で時間管理をしています)、家の鍵等の貴重品にAppleのGPSタグをつけています。


 それと、私がかねてから思っていた防犯は、何よりも自分の地域の人たちの顔を知り、交流をすること。地震などの災害の時に助け合える、人間関係を築いておくことも大切です。これは私が阪神大震災被災したときにとても強く感じたことです。近所で協力しあえること、情報を交換できること。遠くに住んでいる仲の良い友達もこのときばかりは頼れません。本当のピンチに、近隣とのつながりがとても大切なのです。


 私は町内会で役員をしつつ、学校でも役員をしています。また学校ボランティアに参加しながら、子供たちの顔ぶれも見ています。抽選で当たったから仕方なくと言う形で役員になる方がイメージが強いと思いますが、私は立候補です。自分の子供たちを本当に守りたいと思ったら、彼らの置かれている環境に、自分も踏み入れること、状況や空気感を知ること、彼らの行動範囲に味方を作っておくこと。これがリアルに1番の防犯だと思っています。

 

 また、よく外でおしゃべりをしたりしている近所の方たちと顔見知りになっておくと、子供が万一フラッと姿を消したとき、帰りが遅い時などに、聞くことができます。最近はマンションも増えて、なかなかご近所付き合いと言うものが減ってきているとは思うのですが、自分たちの行動範囲に見知った顔の人がたくさんいる事は結構頼もしいことです。