こんにちは。

不登校専門 公認心理師の川合仁美です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

 

お子さんが不登校になって、いろんな人に相談したり、

いろんな情報を読んでみるけれど、

その対応方法は聞く人によってそれぞれ違っていて、

混乱されるママさんも多いのではないでしょうか。

 

その一つが「見守りましょう」という対応です。

相談しに行くと「今は見守りましょう」と言われますが、

でも、それで本当にいいのかな?と不安になるママさんもいると思います。

 

また、人によっては、「見守っても解決しません」と

言い切っている方もいます。

 

私は、「見守る」=「何もしないで見ている」と

解釈してしまうと、見守っていても解決しないと思います。

同じ状態を続けていれば、何も変わらないからです。

 

お子さんに何かをさせようとすることはできません。

でも親ができることはあります。

 

少しご自身を振り返ってみてください。

1。子どもの話はどれぐらい聴けていますか?:アドバイスもしないで、注意もしないで、最後まで遮らないで話は聴けていますか?

 

2。子どものことをどれぐらいポジティブにみれていますか?:子どもができていないことではなく、何ができているか、どう成長しているのかみることはできていますか?

 

3。子どもに自分の思いは伝えていれていますか?:イライラして小言を言ってしまう、逆に気を遣って何も言えない、そうではなく、自分の思いとしてどれぐらいお子さんに伝えることはできていますか?

 

この3つが不登校のお子さんがどんな状況でも、何歳でも、親ができることではないかと思います。

1。共感して聴く:子どもの話を聴いて受け止めてあげると、子どもは安心感が違います。

2。たくさん承認する:子どものありのままの姿をステキだねと伝えることで、子どもの自己肯定感はアップします。

3。自分の想いを伝える:自分の気持ちを大切にして、それを率直に伝えることによって、気持ちを大切にすることができます。そして、おたがいに意見を伝えて、聴くことができます。

この3つで親子関係の基盤は頑丈なものになるでしょう。

 

でも、この3つをやろうと思うといろいろ抵抗感やむずかしさがでてくると思います。

そんなときに、ママさんも心理師に相談できるといいなと思います。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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