MANNINGTREE便り

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08Oct
- Storm Amyとクルミの木
  先週末Storm Amyの強風にあおられ、近所のクルミの木の下にたくさんの実が落ちていました。大きくないですが、中身がぎっしり詰まったクルミの実。こちらを割って、オーブンでローストして、ケーキを焼きました。アクセントにコーヒーとデメララシュガーも加え、深まる秋の味を楽しんでいます。最近は近所で拾う人も少なくなり、子供も一緒に拾うこともなくなり、灰色のリスとクルミを分け合っています。
02Oct
- Decluttering：断〇〇
  最後のブログ更新から10年。その間、フリーランス翻訳者として仕事を再開し、それなりの手ごたえも感じていた最中、ここ数年の人工知能（AI）の目覚ましい進歩により一気に仕事がなくなっていきました。これまで関わった仕事の中にはLLM（大規模言語モデル）開発関連と推測できるものもあり、自縄自縛ということでしょうか。さて、次の一手をどう進めるのか、考えているような、のらりくらりと日々過ごしているような。ということで、Decluttering、日本語でいう断〇〇を行っております。（伏字にしているのは、この言葉、登録商標だそうで。使って良いものか。日本のウェブ記事で広く使用されているのに。イギリスでも日常で使用されている〇〇コードも同じように登録商標。商標権はどうなっているのか？？）9月に入り、古い雑誌、参考書、使っていない古いシーツ、使っていない文房具、プラスチックカトラリーなど、大きな段ボール3つ分くらいを寄付やリサイクルに回しました。ゴミとして出したものはごくわずかで、気分も良くなります。しかし、使わなくなったモノを処分し、新しいモノは増えていないのに、家が整理整頓されているとは感じられない。Declutteringのゴールはまだ見えません。
12Sep
- ピレネーでトレッキング
  8月の上旬にピレネーの山に1週間滞在し、トレッキングに行きました。子供も連れて、気軽に歩けるコースが沢山あり、毎日5時間くらい歩いてきました。こちらの写真は山道の前に小さな湖が広がってる様子です。高山植物もたくさん咲いています。ピレネーに来るといつも頭に「名犬ジョリー」の歌が浮かびます。
09Sep
- ポロボロン－スペインのおみやげ
  長い夏休みが終わって、今週から学校も始まりやっといつもの日々が始まりました。今年の夏は4週間、フランス・スペインに行っておりました。本日は、その時に発見したスペインのお菓子を紹介します。ポルボロンという、包みから取り出すとすぐに崩れてしまうようなスペインのお菓子です。ピレネーから長いトンネルを通り抜けた、スペインのガソリンスタンドの売店で見つけました。レトロ風なパッケージも味があります。そして、このクッキー、慎重に崩さないように、何とか口にまで持っていくと、口の中で崩れ、とろけ、アーモンドの香りが広がります。何度かスペインに行っているのに、知らなかった逸品！知らないのは私だけでしょうか？みんなにもおおススメしたい！しかし、紙箱に入っているだけなので、気を付けないと旅路の後には、砂のように粉々になっているかもしれません。（ポルボロンで検索すると、結構ヒットします。日本でも売っているのかも？）
18Jul
- 庭のいちご
  家の庭の片隅で今年もいちごが獲れています。あまり庭に手を掛けているとはいえないのですが、数年前に苗を2，3植えたものが、グングン広がって、結構な数のいちごが収穫できます。それなので、今年はいちごをお店で買う機会も少なく、朝、夕にいちごをとって、1日置いて食べています。獲れたてを食べることができれば良いのですが、食べごろの美味しいいちごは既に虫に食い散らかされているので（虫に食べるなら最後まで食べなさいと言いたいくらいです）、少し色づき始めたものを収穫して、赤くなるのを待ちます。ニンニクも収穫し（あまり大きくはならないのですが）、今はミニトマトの苗が育っています。しかし、気候がそれほど暖かくなく、日当たりもそれほど良くないせいか、やっと黄色い花がちらほら咲いた程度です。収穫は8月末、しかも赤く熟すこともないのかもしれません。それでも収穫になると張り切りだす子供たちのためにやっています。
25Jun
- 英国歴史的な１日の終わりに
  昨日の夜は、ブルガリア人の友人を急きょ夕食に招いて、シャンパンのボトルを空けました。シャンパンは、嬉しい時ばかりに飲むものではないのですね。イギリスに住むブルガリア人、フランス人、そしてフランス人の配偶者として住む日本人、皆、国民投票権は持っていないのですが、昨日の結果で確実に何らかの影響を受けることになります。息子達を学校に迎えに行った帰りには、国民投票の結果について数名の保護者と話す機会がありました。この話題を始める時は、いつも様子をみながら始めなければなりません。相手がどちらを支持しているか分からないからです。しかし、私が話す相手は一様にRemain（残留）を支持していました。そして、中には結果に非常に衝撃を受け、ストレスを感じている人もいました。これまでと何も変わらないという人もいますが、変わるために国民投票を行ったわけで、確実に変化はもたらされるはずです。私自身、これからどうなるのか分からない不安とでモヤモヤしています。この国の将来にも個人的には不安を感じています。しかし、この国の国民が判断を下したわけで、結果はリスペクトさざるをえません。EUメンバーとして英国に暮らしてきた我々家族、また似たような境遇の家族は、これから数年で自分たちの生活が変わっていくことに対処していくことが求められるでしょう。当面、私のモヤモヤした気持ちは解消されないでしょう。
15May
- シニアフェンシング欧州大会 in ジリンガム
  先週の日曜日、ジリンガムで開催された欧州シニアフェンシング大会に、ドイツ代表で参加する友人を応援してきました。サーブルという団体種目で、ドイツは3位に。1位はロシアでした。ドイツ代表の友人も実はロシア出身。フェンシングの世界ではロシアが強いのでしょうか？夏のオリンピックゲームに注目する楽しみができました。今回、家では、いつもおもちゃでソードファイト（チャンバラごっこ）をしている息子達はフェンシングのマスクと剣をかりて、ものすごく喜んでいました。ところで、このジリンガムにはYOKOSUKA　STREETが存在します。車で一瞬通り過ぎただけですが、たしか漢字でも「横須賀」と書いてありました。ここは徳川家康に重用されたイギリス人、ウイリアム・アダムス、日本名、三浦按針の生まれた場所なのです。イギリスに来て、中華街以外で漢字の通り名を見たのは初めてでした。ジリンガムは観光名所カンタベリーの近くです。
12May
- またイースターエッグの話
  もう一週間前のことになりますが、近所の友人の招待でギリシア正教のイースターをお祝いしてきました。ギリシア正教のカレンダーでは、クリスマスもイースターもイギリス、フランスの日付から数週間後に祝うことが多いようです。友人はブルガリア出身。ブルガリアのイースターは、カラフルに色付けされたゆで卵を子供たちが手にして、お互いに卵と卵をコツンとぶつけ合い、ひびが入ると負。近所で何人もの子どもと対戦して、最後まで卵にひびが入らなかった子が勝ちというゲームをするそうです。日本の草相撲に似ています。この時期、ブルガリアの家庭では何十個と卵を茹でるそうです。子供たちが遊び終わった卵は、サラダなどにして食べます。我が家の子供たちも、友人の子供たちとこの卵ゲームを楽しんでいました。ちなみにブルガリアでは、スターターは、ラキア（ヴォトカに似たお酒）という強いお酒を飲みながら、サラダを食べます。メインは、イギリス、フランスとあまり変わらず、羊のロースト。また一つ、新しい体験ができました。
09Apr
- イースターバニーのピザ
  長い休暇が始まる前には、少し開放的な気分になって、いつものピザレストランに食事に行きます。イースター休暇中は子供用のメニューのピザにはウサギの耳がついていました。イースターバニーは、この季節になると色々なところで目にするのですが、今回ブログを書くにために確認したところ、イースターエッグを運ぶウサギのことなんですね。春はウサギがたくさん野原を駆け回っているし（うちの近所や、駅までにはたくさんのウサギがいます。）多産なので復活祭の象徴なのかと思いこんでいたのですが、イースターエッグを運ぶ役目ももっているとは知りませんでいた。
08Apr
- イースターエッグ
  こちらでは現在2週間を超えるイースター休暇中です。やっと終わりも見えてきて、子供たちを学校に送り出す日常が戻る日まで数えるばかり。先日、日本のニュースで、イースターエッグ（チョコレート）商戦が盛り上がるかもしれないというような記事が出ていました。クリスマス、バレンタイン、ハロウィンの次に、イースター。賛否両論あるようですね。こちらでは、イースターの季節はたくさんのチョコレートがお店に並びます。ウズラの卵くらいのサイズから恐竜の卵くらいまで、卵に限らず、ウサギの形のチョコレートも人気です。我が家も色々なところから卵がやってきました。巨大な卵型から、ハリネズミ、カエルのチョコレートまで。2週間経ってもまだ食べきれません。チョコレートはあげたり、もらうだけでなく、たくさんのイースターエッグチョコレートを庭などに隠して、小さな子供たちが一生懸命探すというエッグハントもこの時期の楽しみ。うちの子も、ラグビーチームによるエッグハントで、ラグビーピッチいっぱいに散らばったチョコレートエッグを探していました。こちらでは、イースターは宗教的に重要な意味を持つ時期ではありますが、日本では小さな子供たちが長い冬が終わり、春の到来を喜ぶために、エッグハントを楽しむ、そんなイベントにしてもいいような気がします。（あまりにも素晴らしいサクラの季節と重なるので、2つのいいとこどりはうらやましすぎる気持ちもありますが。）
10Feb
- 今日はパンケーキの日
  今日はパンケーキの日。キリスト教に由来するShrove Tuesdayと言われる日で、この日に栄養価の高いパンケーキを食べて、翌日から断食や、簡素な食事を40日間続ける日だそうです。私の友人にもこの日から40日間禁酒する人もいます。しかし、多くの人にとってはお祭り的にパンケーキを食べたり、パンケーキレースを楽しんだりするイベントの日になっています。息子達も学校や、ボーイスカウトでパンケーキを食べたようです。そして、我が家でも夕方にパンケーキとスープでこの日を楽しみました。作ったケーキは今日本で流行り（？）の厚め、フワフワパンケーキ。イギリスでは、クレープのような薄めのケーキが一般的で、すでに温めるだけのものや、容器にミックスが入っていて水か、牛乳などと入れてシェイクして焼くようになっているものもスーパーには売っています。トッピングは、ゴールデンシロップと呼ばれるものや、ヌテラ、レモンジュースをかけて砂糖を振りかけるといった食べ方が一般的（レモンジュースもこの日ようにパンケーキコーナーには売っています）。厚めのケーキにレモンジュースと砂糖はなかなか美味しいですよ。
15Oct
- 秋の収穫チョコレート
  ここ数日で少し冷え込んできました。しかし、まだ暖房のスイッチは入れていません。（周りでもまだ入れたとはあまり耳にしていません。）ハロウィーンを前にして、まだ暖房いらずとは、ここにも温暖化の影響か？そうは言っても、食卓にはたくさん秋の味覚が並び始めています。ここ数週間フランスへの出張が多かった夫ですが、毎回お土産を持ってきてくれるのが嬉しい。私は子供がベットに入った後で、ひとりゆっくりと味わえるチョコレートを毎回リクエスト。今回は、Jeff de Brugesのチョコレートを買ってきてくれました。フランスに行くたびに、その茶色と水色のポップ＆シックなパッケージに興味を持っていたのですが、今回初めて味わうことができました。面白い、秋の味覚セットみたいなチョコレートの詰め合わせ。キノコ、トウモロコシ、松ぼっくり、カボチャの形をしたチョコレートが入っています。夫曰く「自分はベルギーよりもフランスのチョコレートのほうが好きだ」と勘違いして言っていましたが、ネットで調べたら、ブリューシュと名前がついていても、フランスのチョコレート屋さんなんだそうです。敷居の高いショコラティエよりも、気軽に買い物ができ、フランス各地（実はロンドンにも）にお見せがあるそうなので、フランスのお土産にはぴったりだと、ネットのマダムたちがお勧めしていました。一日、1，2粒ゆっくり、味わって食べています。夫がパクパク食べなければ、あと数週間は楽しめそうです。
12Oct
- GOROMARU
  あまりに長い間ブログをほったらかし状態でした。気がつけばもう秋も終わり近く。ところで、我が家はフットボールよりも、ラグビー派。（地元のラグビーチームにも家族で所属）4年前のブログ（別のブログサイト）を見直してみたら、やっぱり書いていました。ラグビーワールドカップ。4年前は初戦はフランスと対戦して、負けてしまったのですね。その時の感想は、フランスの家族も一緒に、日本はよくやった。というものでした。今思い起こすと、なんだか間の抜けた感想です。今回は初戦に南アフリカに勝ってから、私たち観戦者にも、これまでのように負けて当たり前みたいな雰囲気から、次も絶対勝つという気迫が伝わってきて、毎回その試合ぶりに引き込まれていきました。夫も「日本は素晴らしい！昔のフランスのシャンパンラグビーを思い起こす。」と絶賛していました。（確かに、最近のフランスは且つてのシャンパンラグビーの面影も見られなくなっているような気がします。）昨日もアメリカに勝利したものの、残念ながら決勝ラウンドには進めず。でもやっぱり素晴らしい試合でした。そして、もっとすごいのは、我が家の子供たちのラグビーヒーローがGOROMRU（英語風発音で呼んでいます）になったこと。小さなラグビーボールを使って、自分こそGOROMARUだといいながら、プレーしています。これまで、日本チームのプレイヤーの名前が記憶に残ったこともなかったので、本当に嬉しいです。子供たちのラグビー人口が増えれば、また代表のレベルも将来的に上がる。地元のラグビーチームもそうですが、とかくフットボールにいきがちな子供たちを、どれだけラグビーに惹きつけるのかが非常に重要になっています。さて、日本、イングランドと我が家が気にするチーム3チームの内、2チームが敗退。そして、残るフランスの次の相手はオールブラックス。フランスはニュージーランドとは相性が良いと、夫は言っていますが、どうなることやらです。
18Jun
- ベリー・メッシー Eton Mess
  小粒で、味の凝縮された苺がお店に並んで、苺の季節を楽しんています。一番一般的な楽しみ方は、クリームをかけて食べること。イギリスには3種類のクリームがあって、シングルクリーム、すこしぽってりとしたダブル・クリーム、そして自分で泡立てるホイップクリームがあります。皆、好みに合わせて選んでいるようです。フランスでは、スーパーの苺売り場にホイップクリームのスプレー缶が置いてありました。（クリームに関しては、イギリス人の方が手を抜かないと思わされる瞬間です）我が家では、今回は少し趣向を変えて、最近英国ダイジェストで発見したEton Mess に挑戦してみました。何となく名前は聞いたことがあった苺のお菓子ですが、詳しく由来を知ったのはこのサイトの情報からでした。ホイップクリームと、メレンゲと苺を混ぜて作るお菓子で、パブロワやトライフルといったお菓子に似ています。今回は、ホイップクリームの代わりに、グリークヨーグルトを使い、さらにMessyに苺のジュースを振りかけてみました。苺のジュースと苺そのものの味わいとメレンゲのサクサクがマッチして美味しかったです。ちょっとだけ暑くなる季節にオーブンを使わないで完成するお菓子。これからお客様を招く予定が数件入っているので、また登場してもらうつもりです。
16Jun
- バグパイプの演奏に感動しました
  長男のボーイスカウトの会場に置いてあった一枚のチラシ。それはScotland in Colchesterというバグパイプとハイランド・ダンスのコンテストイベントの案内でした。それを見つけた次男が、行きたいと言い出したので（理由は不明）、昨日そのイベントに行ってきました。場所はコルチェスター・キャッスルパーク。駐車場に車を止めた時点で、遠くからパイプの音がかすかに聞こえ、気分も盛り上がります。会場につくと、そこかしこにタータンキルトをまとって、パイプをもった人たちが。みんなコンテストに向けて一生懸命に練習していて、それだけでも十分に感動するに値する演奏でした。全部で6組ほどのバンド（一バンド15人くらいの演奏者がいたようです）が参加したようで、最後はバンド全員で行進しながらの演奏は圧巻でした。（写真も撮ったのですが、もっと良い画像がイベントのオフィシャルサイトに載っていますので、今回は写真なしで）スコットランドに関連するイベントがなぜ、イングランド南東部のコルチェスターで開催されたのか、実はわからないままイベントに来てしまったのですが、本当に来て良かった。しかも全て無料なのです。でも夫がイベントに出ている屋台の食べ物や飲み物をたくさん買っていたので、我が家もイベントにかなり貢献したと思います。来年も開催されると嬉しいのですが、どうでしょうかね。因みに、コルチェスター地区のボーイスカウトのテントも出ていたので、その関連でチラシが入手できたのでした。本当にラッキーです。
08Jun
- バラ　ラグーナ
  近所の友人たちの庭の素晴らしいバラを見て、自分もバラを育ててみたいと思っていました。前庭には、ブッシュローズという、高さ1メートルにも満たないバラを植えていますが、花は小ぶりなので、イングリッシュローズ、オールドローズといった、花も大きく、香りも強い品種への憧れが、自分の中で、ここ数年高まっていました。そこで、昨年の秋に、ガーデンセンターでラグーナという品種の鉢を購入し、庭に植えて、ここ数日で花が咲きだしました。人気のあるイングリッシュローズ、オールドローズはやはり早々に売り切れてしまうみたいで、購入できななかったのですが、このラグーナはドイツで品種改良されたもので、あまり手も掛からないということで、結果的に、自分にぴったりのバラでした。香りも高くて、蕾もたくさんあるので、これから毎日切り花を食卓に飾る少し贅沢な日々を楽しみにしています。
05Jun
- サン・フロン大聖堂、ペリグー
  イギリスの学校は3学期制で、各期に1週間中休みがあります。先週はその中休みでペペメメの家に遊びに行ってきました。約1週間のフランス滞在中に、一泊二日でボルドーから車で2時間ほどの場所にあるペリゴール・ドルドーニュ地方に旅行に行きました。フランスにはこれまで何度も行っているのに、ペリゴール・ドルドーニュには一度も行ったことがなく、こんな素晴らしい場所になんでこれまで来ることができなかったのか、少し衝撃を受けた旅でした。最初に訪問したのは、ペリグーの大聖堂。市内へ入る橋から見たその姿で、既に気持ちが高揚していました。ビザンチン風なドーム型の屋根に、なんだかイスタンブールを思い起こされます。聖堂の中には、サンジャックの小さな象と、入口の外の床には金のホタテ貝のマークがあり、サンジャック・コンポステーラへの巡礼路であることを示しています。（自分で確認していないのですが、ペペがそういうので、そうなのでしょう）すこし興味と憧れがある、巡礼の旅の途中にある大聖堂に自分も立つことができて、ちょっぴり感動です。
07May
- Clash of Knights
  先週末は久々の祝日。お休みの月曜日にFramlingham Castleのイベント、「Clash of Knights」へ行ってきました。中世の騎士たちが、グループに分かれ、楯と棍棒を持って、お城の中庭で闘います。大将の頭の上の飾りを先に落としたグループの勝ち。棒で叩かれたら、結構痛そうで、厚手の衣装を皆纏っています。合間には、中世の音楽を演奏するグループが出てきたり、雰囲気満載。天気にも恵まれて良かったです。このような騎士たちの戦いのイベントは、英国各地で開催されているようです。
30Apr
- イギリスの桜
  家の近所では色々な種類の桜が咲き乱れ、目を楽しませてくれています。うちの庭の桜は、今年はもうおしまいが近づき、庭一杯に花びらが散っています。散る様子は素晴らしいけれど、庭の掃除はたいへんです。桜を美しく写真に収めるのは、言われているように本当に難しいのです。今回は、一枝切って、活けました。フランスのペペ・メメは4年前に見た、京都の桜が素晴らしく、忘れられないといつも言っています。日本の桜にはやはり魔力があるのでしょうね。イギリスの桜はどうでしょうか？魔力というよりも、可愛らしい魅力があるような気がします。イギリスといえば、水仙、ポピー、バラが代表的な花になってしまって、桜はあまり語られません。これからバラのシーズンが始まります。うちの庭には、秋に植えた新しいバラの苗がグングン成長していて、どんな花が咲くか、いまから楽しみにしています。
20Apr
- ヨーク・ミンスター
  ハドリアヌスの壁からの帰路には、ヨークの町へ寄りました。ガイドブックにあるように、2，3日は観光に使いたいくらい見どころ満載で、半日ではとても楽しみ切れませんでした。中世の雰囲気を残すといわれている町の小道に並ぶお店をじっくり見てみたかった。お店のディスプレイがなんとも魅力的だったのですが、ちらっと横目で見て、一番のハイライトヨーク・ミンスターへ行きました。ここはイギリス最大のゴシック聖堂と言われるだけあります。その建物の壮大さには、パリのノートルダムよりも迫力があるように思われました。残念ながら有名な東の壁のステンドグラスは現在修復中。それでも修復作業の工程など詳しく説明があって、面白かったです。日本の雑誌のイギリス特集ではあまり取り上げられない場所を今回の休暇で訪問したのですが、もっとその魅力が知れ渡ってもいいような気がしました。お勧めです！

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