映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開された。

ジョージ・ルーカスとスティーヴン・スピルバーグがタッグを組んだ

人気シリーズ『インディ・ジョーンズ』最終章だ。

 

 第一作の『インディ・ジョーンズ/失われたアーク(聖櫃)』(1981)から

42年。本作はシリーズ5本目。

主演のハリソン・フォードは、御年80歳!

まさか、5本目ができるなんて思ってもいなかったよ。

というか、前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)が、

最終章ムードを醸しまくっていたもので。

 

 80歳のインディ=ハリソン・フォードを早く見たくて

10日ほど前の完成披露試写に勇んで駆けつけた。

会場となったTOHOシネマズ日比谷のロビーでは、

多種多様なインディがいて、開映前の雰囲気を盛り上げている。

思わず、集合写真を撮ってしまった。

 

 

 

 さて、今度の『インディ・ジョーンズ』は、

教鞭をとっていた大学をリタイアしたインディが

再び過去の因縁がらみで時空を超えた大冒険に

飛び込んでいく、という物語。説明不要ですね。

 

 いろいろ見どころはいっぱいだけれど、

個人的に大好きだったのが、ニューヨークの街を

インディが馬で駆けるシークェンス。

1969年、アポロ11号が月面着陸に成功した夏。

その立役者、宇宙飛行士たちの帰還祝賀パレードが

華やかに行われている中、追手を逃れて馬で疾走するインディ。

地下鉄の階段を下り、ホームから線路へ…と、

手に汗握る見せ場だ。

もちろん、その後も驚きの見せ場はたくさんあるのだけどね。

 

 字幕翻訳は戸田奈津子さん。

思えば、戸田さんの大作字幕デビューは

『インディ』あたりじゃなかったかしらん。

こちら駆け出しライターで、その後の来日インタビューの度に

戸田さんのお世話になったものだった。

なんか、もう、いろいろと懐かしい。

 

 そういえば、『インディ』シリーズ、

今回はウォルト・ディズニー・ジャパンの配給だ。

シリーズ、最初の頃はCICという配給会社だった。

配給会社も淘汰・統合されてきたなあ、と、

そんなことも考えて、しみじみ。

 

 ちょっと余計なことまで書いちゃったけれど、

『インディ・ジョーンズ』は変わらずワクワクさせてくれる。

今回の敵役はマッツ・ミケルセン。かっこいい。

監督はジョームズ・マンゴールド。

で、音楽は当然、ジョン・ウィリアムズ。

スピルバーグとルーカスは製作総指揮。

 

6月30日(金)から全国ロードショー