部屋から眺めた初日の出
(これを見てから半日経たず、反対側の地域、海で大きな地震、津波がありました。ここまでの報道でも相当なものと理解しますが、お見舞いそしてお悔やみ申し上げます)
年が明けて3日目となりました。いわゆる帰省がない我が家のこの年末年始、海を眺めに常宿の一つへ。デジタルデトックスのためスマホも放ったらかし、のんびりと飲み食いしつつ過ごして昨夜帰宅(でも、オーシャンビューの部屋にいたこともあり、地震を知ってからはどこか落ち着かない時間を過ごすことになりました)。
昨年大変お世話になった皆さま今年もよろしくお願いします! 年明けから大地震(とそれがなければ起こらなかったであろう羽田での事故と)今年はどんな年になってしまうんだろうと思ってしまいますが…、皆さんの愛馬の無事と活躍はもちろん、皆さん自身のご健康も祈っております。
そういえば、2つの出来事の中で怪情報の拡散、何が本当かが分からない情報が広がっていたと知り残念でなりませんでした。また、それ今聞く必要あるのという問いなど、聞く側のレベルの低さは相変わらずのものを感じたことも。
もともと世の中に出回る情報を素直には受け止めないタイプの人間、もっと言えばその裏側には何があるのかなど、瞬時に頭を回転させ整理し動くタイプの人間です。また、情報を生み出すこと、それこそAIツールが発展していく中で、本当っぽいものを作り上げることは難しくなくなりました。だからこそ必要以上の深追いもしませんが(適当とも言いますが(笑))、必要と思えば真理を追求することもあったり。
一方でプロの仕事、言葉にすると簡単ですが、それで救われたことも見えたりもしました。
この両面から考えたことは少なくとも足を引っ張るような存在にはなってはいけない、それを再認識する形にもなりましたね。人生も一度きりですし、人様に流され過ぎることのないよう、今年も(適度にスイッチを入れつつ)マイペースで生きていきたいと思います。
さて、特に年が変わっての改めての抱負などありませんが、例年通り愛馬にかける期待を一頭ずつ記していきます。
【8歳(2016年産)】
・ソルドラード
最後の勝利から3年半、その後も大きな頓挫なく頑張ってくれていますが、正直年齢を感じるのはあります(そもそも愛馬の8歳以降の現役は初、昨年は7歳も初だったので、ソルドラードは本当に長く頑張っている)。障害転向で新たな面を見せてほしい、可能性がある限り応援するのみです。
【7歳(2017年産)】
・キングサーガ
次の勝ちが一番近いかなと思った昨年の今頃でしたが、なぜかいつも一頭強い馬がいます。現役生活の終わりも見え始めていますが、まだ一度二度と喜びを届けてくれるだろう。なんせ初めてビビっと来た馬ですからね(笑)。
・ジュビリーヘッド
過去イチの出走数を誇る本馬、次がいよいよ30戦目を迎えます。ボーンシストからの再募集馬とは思えないタフさで頑張り続けてくれてますし、最近はややズブい面も見られるのもありますが、何とか重賞タイトルを獲得してほしいなと思います。
・ロンドンデリーエア
南関東への転籍後、アクシデントもあり勝ちが遠い状況です。最新の写真を見てもやや年齢を感じさせるものでありましたが、なんと言ってもレディブロンドの最大のライバルの仔、今年はどこかで応援に行きたいなとも思ってます。
【6歳(2018年産)】
・アルマドラード
出資時は全兄を超える活躍を想像していましたが3勝目が遠く障害競走への転向となりました。その初戦はまずまずの走りを見せてくれたと思います。予定されている小倉開幕週で勝利を飾ってほしいです。
・リリーブライト
安定したレースを見せてくれるようになりましたが、もう一つ勝ち上がるには展開の助けや馬自身の末脚が必要な状況です。月末の東京開幕週に照準を合わせて、そろそろあっと驚くような成長を見せてくれたら嬉しいです。
・ローズボウル
前走はこれまでのローズボウルではないような強い走りを見せてくれました。クラスが上がって早速レースが予定されていますけど、今年の愛馬初戦を担う馬、またコツコツと愛馬たちの飼葉代を稼いでくれるような走りを期待したいですね。
【5歳(2019年産)】
・アレグロモデラート
一つクラスを飛ばしての愛知杯からの始動、驚いたのが本音ですがそれだけ力を買われているものと理解しています。実質的には現役最後の年、大きく飛躍して牝馬重賞の常連までの存在になってくれたら嬉しい。そのためにはまずは一つ、勝ちを目指します。
・ダイヤモンドフジ
中央への再登録後3着4着といい走りを見せてくれたんですが、脚部不安により休養となってしまいました。ただようやく傷も癒えての再始動となります。小気味良い走りからは中央でも勝利を重ねてくれる、そんな大事な一年となりそうです。
【4歳(2020年産)】
・スマラグドス
デビュー2戦目のアクシデントが精神面に与えた影響は少なくなかったです。が、馬体もしっかりしてきたのか精神面でも強くなったようで、これなら今年の更なる飛躍を期待したくなる。ハーツクライ産駒の成長力にも期待です。
・ハーツコンチェルト
未だ1勝馬であることが信じられませんが、菊花賞のアクシデントからの復帰戦はもう間も無くとなります。どうもその後の状態が微妙に見えますが、もし京都のハンデ重賞だとするとレーティング最上位でも条件馬ということでの斤量にも注目ですが、悔しい走りが続いたからこそ今年は初戦からいよいよ本領発揮、そんな姿が見たいですね。
・ラヴェル
2歳から限定G1を完走してくれました。結果は期待していたそれとは違いますが、それ自体相当に凄いことです。未だあの馬に勝った馬という呼び名が付きますが、姉の活躍を思うと勝負はこの年、成長した姿で駆け抜けてほしいです。
・ラスハンメル
ダート転向初戦はまさかの出走取消となりましたので今年が改めてのチャレンジとなります。芝でもダートでも前目から粘り込む競馬、ポテンシャルはかなりのものを感じていますから、上のクラスの愛馬たちを一気に追い抜く、そんな存在になれたら嬉しいですね。
【3歳(2021年産)】
・アンデスビエント
まず一つ勝てていることに安堵しています。喉や体質面の弱さを見せてしまった2歳後半ですが、逆に成長の機会になったと捉えることもできますし、血統的にもこれからと思われる馬。一つずつ勝ち星を重ね砂に限らず大きなところまで突き進んでくれたらと期待です。
・サミアド
未勝利戦勝ち上がり後の骨折は残念ですが順調な回復を見せています。特別提供馬だからということもありますけど、コツコツと長く走ってくれる姿を妄想しつつもポテンシャルの高さで更なる喜びを届けてくれるかも知れません。
・ソウルアンドジャズ
どうしても兄との比較をしがちですが、次走予定からするに兄が3着した舞台を目指すようです。つまりその次走がホントに大事ですが、3月後半まで成長が見られればと今から次走が楽しみです。
・トラジェクトワール
現役愛馬の中でどれか一頭だけ選べと言われたら私は間違いなくこの馬を指名します。あえて具体的には記しませんが、今年はこの馬が中心になると思う。それだけこの馬にかける期待は大きいということです。
東スポ記者さんのこの記事、プロの方の分析、評価は何より心強いですし、数値面だけでなく走りそのものの評価もあって楽しみが増すばかりです。
・ビクトリーフォース
デビューからの2戦は見所らしいものは見られずですが、繋の感じからしてもおそらくしっかりしてきたら変われるタイプと思うのでダートの長めのところでなんとか一つの勝利を掴み取ってほしいです。
・ファビュラスロード
同じく何とか一つの勝利をと思うのはこの馬もそう。大舞台云々などの以前にまずは当面の目標はそこにある。もちろん願うのは今月の勝利ですが、使われての前進を期待したいですね。
・ミダース
レイデオロの初年度産駒、5月の大舞台を夢見て出資をしたわけですが、ここまでは脚元との闘いに尽きます。もうこれ以上の頓挫は許されないくらいの時間と馬体重ですから、何とかデビューまで、それこそ春のクラシックが盛り上がっている頃に衝撃のデビューを見せてほしいと願うのみです。
【2歳(2022年産)】
・ヴィルデローゼの22
坂路を駆け上がる動画からは昨年のトラジェクトワールに似たようなものを感じさせますが、パワー寄りというよりは滑らかさ、素軽さを見せてくれています。早期始動が示唆され順調ならば6月の府中ですかね、楽しみにしています。
・エレンシアの22
特別提供馬の先輩、ダイヤモンドフジやサミアドのような走りを、まずはそこを目指して欲しい存在です。
・デグラーティアの22
脚つきに不安のある馬ですが、ここまでの育成は順調そのものと言えそう。順調ならばというのはまさにこの馬のためにあるもので、兄姉の実績からも無事にデビューできたらの期待は大きいです。
・ナスノシベリウスの22
およそ2ヶ月乗り込みができない形で年を越してしまいました。この時期の遅れは痛いですが、馬体の成長期間と捉えるしかないですね。一昨年から出資を決めていた馬、兄姉のような成長力を見せて体質の弱さをカバーしてほしいです。
・ピンクアリエスの22
背腰という嫌なワードが見え隠れしましたが、ペースを上げても大丈夫ということで一安心。兄姉と違い早生まれであるので、もしかするとしっかりするのも早いかなと、弾むように走る姿をイメージしています。
・ラドラーダの22
姉ラディアンシアの分もという思いは強いですが、この馬はこの馬、馬体サイズの成長は見られませんが順調そのものと言えるのではないでしょうか。早くて秋かなと見ていますが、まずは競馬場で走る姿を見せて欲しい、それだけです。
・レッドソンブレロの22
募集時に懸念していた蹄については、グリーンの写真の画質があまりよくないのではっきりとは分かりませんが(笑)、特段違和感を覚えることはありませんでした。写真からは芝でも走れそうな雰囲気もあって、ダートのトップクラスを目指していくには悪くないと思います。
以上27頭、今年はこのメンバーで臨みます。1番に望むことは全馬が無事に来年を迎えられること、つまりここに記した馬にプラスして新たに出資をした馬たちの名が並ぶ。そんな風になることを願うばかり。
その出資については頭数を絞ることには成功でき、かつ絞って選ぶ馬の精度も上がってきている。今年も無理に手を広げることはせずに、キャロットはもちろんバツ貯めをせずに行きましょう。
現地応援の機会は昨年並みくらいかなと思いますが、その中で愛馬の勝利機会に出会いたい、もちろんVTR上でも構わないので一つでも多くの勝利を願います。
個人的には過去最高のラインナップと言ってもおかしくないですから、たまには具体的な目標を置いてみましょうか。
「年間27勝」
これまで二桁勝つのがやっとですから、いきなり2倍3倍の数字と大きく出ましたが(笑)、目標にするのは自由ということで、また例年上半期の勝ち星が少なめですが今年は1月から勝ち負けを期待できる馬たちが揃ってますし、27へのカウントダウンに向けて数字を一つでも増やして欲しいなと。
改めまして今年もよろしくお願いします!