「7日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒6-53秒0-39秒2-12秒4)。11日の京都競馬(京都記念・芝2200m)にバルジュー騎手で出走いたします。」
いよいよ愛馬レイデオロが今年の初戦を迎えます。プレッシャーのかかる中、まずはここまで無事に調整を進めてくれた陣営の皆さまに感謝したいと思います。
週の頭に確認したフォトパドックからは、まだ余裕はあるものの力を出せる仕上がりにはあると見ています。
最終追い切りの動きは、同じく休み明けであった昨年9月の神戸新聞杯の頃とだいぶ違い、相当にパワーアップした感が伝わってきました。体全体が大きくなり、付くべきところに筋肉がついてきたように思えます。これが成長した姿なのかなと、その走りを見てワクワク感が更に増したことは隠せません。
レース展開としては、行きたい馬がはっきりしており、そこそこ流れる形になるのかなと思います。そして、これまで何度も書いている通り、レイデオロはなるべく前目のポジションを取るというレース運びになれば文句はないと思っています。
やはり一番怖いのは他馬との斤量差、馬場状態もありますから、前をかわいがりすぎてという展開になってしまうこと。その点、今回コンビを組むバルジューJKはどちらかというと先行させるイメージを持っている騎手だけに、追いかけすぎるくらいの展開でもよいので、なるべく前を意識した乗り方をしてほしいなと思っています。
皐月賞馬アルアインも状態はかなりよさそうですし、同世代のG1牝馬も強敵です。そして展開面からはクロコスミアにも注意しないといけません。もちろんその中でもレイデオロが一番だという強い思いは持っています。先日もその思いを書きましたが、「負けられない」ではなく「強い相手に堂々と挑む」走りを見せてほしいです。
馬場悪化が避けられない点は心配ですし、残念で仕方ないのですが、こればかりは少しでも回復することを祈るしかありません。
無事にゴール板まで走った先はドバイへ、そして現役最強馬へと道がつながっていることを信じて、テレビの前で正座をしながら精一杯応援をしたいと思います!
。。。と、締められればと思っていましたが、今日の京都でのバルジューJKの騎乗ぶりを見ると、、、馬の力云々以前の話で大丈夫でしょうか。少し、いや、かなり不安になってきましたよ。こんな騎手だったかな(笑)。
※写真、一部内容はキャロットクラブより転載の許可をいただいて掲載しています。