１１月１８日、Netflixの『KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜』にて再び話題となった“こんまり”が、アメリカ向けのオンラインショップ「The Shop at KonMari」を開設した。ラインナップは書籍やアロマ、キッチン用品などがメインだが、もちろん、整理整頓をする際に役立つコンテナも販売されている。ちなみに、商品セレクトのテーマは「ときめき」だとか。SNSでは「物を捨てさせて、新しい物を買わせるのか」などの批判もあるが、あくまでも“ときめきを感じない物を捨てる”のが彼女のメソッド。つまりは「ときめくものであれば購入は可」というのが彼女の伝えたいメッセージ（？）なのだろう。と。なるほどね。

こんまりさんは確か海外でも人気になってたよね。日本で見なくなったなと思ってたら海外進出していた。で、今回はオンラインショップを開設すると。何を売るのかと思ったらアロマやキッチン用品と。まあ無難な。収納棚とかじゃないんだな。これまでの取り組みを見てると、確かに批判も出そうな感じではあるね。僕的にはこれは全然アリ、というか成功ラインに乗ってるから良いと思うんだよね。批判はただのひがみや妬みだ、無視でいい。

メイン事業がうまくいって、そこから派生してサブ事業も広げるのはアリだ。ただ、サブ事業に手を広げる場合、大前提のメイン事業がどうなったら “成功” と言えるのか？その判断を間違えるとコケるから注意が必要だ。単純にただ売れたら成功ではない。前にもどこかに書いたが、メイン事業の成功とは、「ファンがどれくらいいるか」だ。それが判断材料になってくる。その会社のファン。今回のこんまりさんの場合は、こんまりさんのパーソナリティに惚れた人がどれくらいいるかってところだね。多分、海外（アメリカってことかな）進出でその手ごたえを感じたんだろうね。なのでサブ事業、つまりこのオンライショップを開設したと。いいんじゃないかな。

僕だったらまず安いものから売ってって、徐々に高額商品も用意する。食器棚とかね。そして “こんまりブランド” の家具を作る。それが売れていくようになる。それらは大塚家具に作らせる。これで大塚家具をアメリカ進出させることができ、復活させられるかもしれない。これで「こんまり」「大塚家具」「アメリカの消費者」のWINWINWINの完成だ。

「こんまり、“ときめき”を感じられる商品を販売開始」から解く事業の成功ラインの判断