この本は、おおきな木の無償の愛のお話
幼時期から、少年、青年、老人と大きくなるひとりの男の子におおきな木は自分を与えつづけます
おおきな木の愛は、親が子供に対する無償の愛、みかえりを求めないただ、与え続けるだけの愛…
私が子供の頃によんでもらったおおきな木とこの「おおきな木」
なんだか感じがちがいます!
2010年に村上春樹さんが訳されたあたらしいほうの本は「happy」の訳が「うれしい」 から 「しあわせ」になっていたり…木の話し方が、なんだか女性的にやさしくなっていたり…
訳する人で、こんなにも違った1冊になるのっていう感じ!
私は昔の「おおきな木」が慣れ親しんでいるからか好きですが、村上春樹さんの訳もまた違ったよさがあります
子どもの頃に読んでいた本に再び出会うことができるのも読み聞かせのおかげかな
絵本って意外に大人も深く考えさせられるものがあったりしますね