短歌研究掲載『白き父』俵万智さん | 短歌と俳句 ひとかすみ

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自作短歌や俳句を即詠
日々の出来事をつれづれに

短歌研究5・6月合併号が

今朝手元に届いた




300歌人の新作作品集や

特別な企画もあり

読み応えがありそうだ


巻頭作品の俵万智さんの

『白き父』という20首に

朝から涙😭だった 


本当に俵万智さんの歌には

心動かされることばかりだ


お父様を看取る短歌

送る短歌

想い出

その後の日々のなかに立つ自分


手に取るように画がうかび

理解がかない

共感していく


私は

二十代で母

三十代で父を

それぞれ送りながら

思うように心を詠めなかったけれど


俵万智さんの歌に

難しい言葉を使わずとも

触れ合った日々や

目の前の出来事

自問自答

素直に詠めば

心に響く挽歌となることを改めて

感じた


さて

読み応えある288ページ

学びながら

心を動かしながら

じっくり制覇してみよう


そして今日の自作短歌二首を↓


☆光源の見えない日にはゆるやかに

 すきだった花を浮かべてうたう


☆姫女苑ヒメオドリコソウひめうつぎ

 微かなる風きみに会いたい