IT転職のHitobito-ITエンジニアのスカウトアプリ -5ページ目

IT転職のHitobito-ITエンジニアのスカウトアプリ

ITエンジニア、IT技術職に特化した転職スカウトサイト(アプリ)を運営している、ひとびと-HITOBITOです。
IT企業の情報、Web開発やエンジニアについて、IT技術の情報などを投稿します!運営者:KS情報システム株式会社

こんにちは、ITエンジニア限定転職サービスHITOBITOのカトウです。
今回のテーマは「情報処理安全確保支援士(RISS)試験」です。


増え続けるサイバー攻撃被害、マルウェアは一日に100個も作られていると言われています。

さらに同じマルウェアが2回以上使われる割合は、たったの約0.5%だそう。

つまり、ほとんど”未知”の悪意あるウィルスが、蔓延している状態なのです。

企業のシステムは悪意のあるユーザーによって、膨大なセキュリティリスクにさらされているのです。

※マルウェアとは、コンピューターやその利用者に被害をもたらすことを目的とした、悪意のあるソフトウェアのことで、もともとコンピューターウイルスやワームなどと呼ばれていましたが、悪意のあるソフトウェアを総称する用語としてマルウェアが広まりました。

 

こうした中、情報処理安全確保支援士(RISS)の存在感が増しています。

このブログでは、RISSの概要や試験の詳細、そして合格するための効果的な準備方法について解説します。

情報処理安全確保支援士(RISS)とは?
情報処理安全確保支援士(RISS)は、サイバーセキュリティの専門知識を持ち、企業や組織で情報セキュリティを確保・支援する役割を担う国家資格です。
日本の情報処理推進機構(IPA)が実施する試験に合格し、登録することで資格を取得します。

RISS資格のメリット
専門性の証明: サイバー攻撃や情報漏洩などの脅威に対応できる能力を持つことを証明できるため、就職や転職で有利に働きます。
法的信頼性: RISSは法律に基づく資格で、特にセキュリティ関連業務を行う際に強い信頼性を持ちます。
キャリアアップ: RISS資格を持つことで、セキュリティコンサルタントやCISO(最高情報セキュリティ責任者)などのキャリアパスが広がります。

 

試験の概要
RISS試験は年に2回、春期と秋期に実施されます。試験は筆記形式で、以下の2部構成です。

午前試験(選択式)
午前Ⅰ: 基礎的なIT知識を問う問題(50分)
午前Ⅱ: セキュリティに特化した問題(40分)

午後試験(記述式)
午後Ⅰ: 情報セキュリティの応用知識を問う問題(90分)
午後Ⅱ: 実務的な事例を基にしたセキュリティ対策の立案やリスク管理(120分)

出題範囲
RISSの試験範囲は非常に広く、以下のようなトピックが含まれます。
●セキュリティ管理: リスクアセスメントやインシデント対応
●ネットワークセキュリティ: ファイアウォール、VPNなどの技術
●暗号技術: 公開鍵暗号、デジタル署名
●法令・規格: 個人情報保護法やISO/IEC 27001など

合格のための準備方法
RISS試験に合格するためには、幅広い知識と実践的なスキルが求められます。
ここでは効果的な準備方法を紹介します。

1. 教材選び
公式教材と過去問題集: IPAが提供する公式の過去問題集は必須アイテム。
出題傾向を把握しやすく、理解を深めるための解説も充実しています。

2. 過去問の活用
過去問題を繰り返し解く: 何年分もの過去問題を解くことで、試験の形式や出題パターンに慣れることができます。
IPA公式サイトで過去問題と解説を無料で入手し、しっかりと対策をしましょう。

3. セキュリティニュースをチェック
セキュリティ分野は日々進化しています。
最新のサイバー攻撃やセキュリティ動向について、ニュースや専門サイトで常に学び続けましょう。

4. 実践的な模擬試験を受ける
市販の模擬試験集やオンラインの模擬試験を使って、本番と同じ環境で時間配分を意識しながら取り組みましょう。

受験のスケジュールとおすすめ勉強プラン
RISSの試験準備には6か月前からの計画的な勉強をおすすめします。
まずは午前試験の基礎知識からスタートし、試験日が近づくにつれて午後試験の実践的な問題を解くことで、実務スキルを磨いていきましょう。

試験前の1~2か月は模擬試験に重点を置き、時間配分や問題解答のスピードを高めることが重要です。

試験合格後の流れ
試験に合格した後、資格を登録することで正式にRISSとなります。

資格を維持するためには、継続的な研修を受ける必要があります。

これにより、常に最新のセキュリティ知識を保持し、業界の最新動向に対応できるようになります。

RISSは情報セキュリティの専門性を証明するための大きなステップです。
キャリアを進めたいと考えている方は、計画的な学習と実践的な対策でぜひ挑戦してみてください!


ではまた(*'▽')
 

↓ITエンジニアに役立つ試験資格ガイド↓


↓ITエンジニア転職のHITOBITO↓