IT転職のHitobito-ITエンジニアのスカウトアプリ

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こんにちは、ITエンジニア限定転職サービスHITOBITOのカトウです。
今回は「ITエンジニアの採用と現状の課題」についてです。

ITエンジニアとしてお仕事されている方、ITエンジニアを募集する企業の方、どちらの立場のひとびとにも、ぜひご覧いただきたい情報です。


現代社会において、ITの重要性はますます高まっており、その担い手であるITエンジニアの役割も非常に重要です。

日本は中小企業のIT化が遅れていると言われていますが、それでも年々IT化に取り組む企業は増えています。
5年後、10年後、労働力人口がどんどん減っていくことが予想できる以上、ITの力を使って、少人数でも今以上の仕事ができる環境を構築することは不可欠です。


また、「電子帳簿保存法」が始まったことも、中小企業がIT化を意識するきっかけとなりました。
さらに、昨今のサイバー攻撃をはじめとする情報漏えい手口の高度化も心配されています。
サイバー攻撃に対する対策を行わないで情報が漏洩してしまった場合、企業は「被害者」ではなく法的に「責任」を追及される可能性もあり、IT技術を使った対策が必要と感じている企業が増えています。

このような状況で、IT企業に寄せられる仕事は増加する一方です。
しかし、現状では多くの課題が存在しています。これらの問題について、具体的なデータとともに見ていきましょう。

1. ITエンジニア不足の現状
まず、現在のITエンジニア不足についてご説明します。
経済産業省が2019年に発表した「IT人材需給に関する調査」によると、日本ではIT人材の不足が年々拡大しています。
この調査によると、2030年までに最大79万人ものITエンジニアが不足すると予測されています。

この不足は、特に情報サービス業やITサービス・ソフトウェア企業、そして一般企業の情報システム部門において深刻です。
さまざまな専門領域を持つシステムエンジニア(SE)が特に求められているものの、その数は足りていないのが現状です。

2. ITエンジニア不足の理由
なぜこれほどまでにITエンジニアが不足しているのでしょうか?
その理由は複数ありますが、主な要因として以下の3つが挙げられます。

<1> 労働力人口の減少
まず一つ目の理由は、少子高齢化による労働力人口の減少です。これは日本全体の問題であり、IT業界も例外ではありません。若年層の人口が減少しているため、ITエンジニアの新規採用が難しくなっています。

<2> IT需要の拡大
二つ目の理由は、IT需要の急速な拡大です。特に中小企業のIT化が進んでおり、企業は少人数でも効率的に業務を遂行するためにITを活用する必要があります。さらに、サイバー攻撃に対する防御策の必要性も増しており、ITエンジニアの需要はますます高まっています。

<3> 進化の速いIT技術
三つ目の理由は、IT技術の進化が非常に速いことです。次々と新しい技術が生まれるため、先端技術を扱えるエンジニアが常に不足している状態です。このため、企業は必要なスキルを持つ人材を確保するのに苦労しています。

3. 採用コストの問題
続いて、ITエンジニアの採用に伴う課題についてです。
特に問題となるのは採用コストです。
リクルートが発表した「就職白書2020」によると、一人あたりの採用費用の平均は103万3千円に達しています。
優れたITエンジニアを採用するには、さらに高い費用がかかることが一般的です。

当社でも、この問題に直面しました。
160万円をかけて採用サービスを利用しましたが、紹介されたのは70代の人や、求めるスキルを持っていない人ばかりで、結果的に採用には至りませんでした。
この経験から、ITエンジニアの採用がいかに困難であるかを実感しました。

この問題は、採用企業だけのものではありません。
ITエンジニアとして働くひとびとにとっても、無視できないことです。
企業が採用コストを気にするあまり、採用された人に能力以上の仕事を求めたり、欠員がでても次の採用を見送り残ったひとびとへの負担が増えたりすることも考えられるからです。

4. 今後の展望
日本のITエンジニア不足は今後さらに深刻化することが予想されます。

これに対応するためには、採用戦略の見直しや、新しい採用手法の導入が求められています。
 

企業はITエンジニアの育成や社内のITスキル向上にも力を入れる必要があり、ITエンジニアとして活躍するひとびとも、企業と協力して後輩を育てることが求められます。

企業と、そこで働くITエンジニアが、お互いを理解し、より良い職場環境を作ることも、今後ITエンジニア人口を増やすために考えていきたいことですね♪

ではまた
(*'▽')

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