年末なのですが、ヒチカケ TVの取材を受けまして☆
テレビ朝日の『Jチャンネル』の新・東京見聞録
というコーナー。
外国人のレポーターさんが日本（東京）を
再発見するという人気コーナーで
私ももちろん見た事があったコーナー。
しかも、そのコーナーが10年間続いたという
かなり長寿なコーナーなのだけど
今回が最終回！！！と、まさかの！！
そんな大切な回にヒチカケ入れてもらっちゃいました。
写ってくださったみなさま、ありがと〜〜〜！！
この取材、かなりリアルに楽しくなっちゃってね（笑）
今まで受けさせてもらった取材の中で
台本というか、流れ的なのが一番ざっくりな感じだったのに
レポーターさん達が、さすがに10年のキャリア！
本当にすごい慣れてらっしゃって
ナチュラルにいさせてくれるというか
本当に緊張もせずにいつもな感じのまま（笑）
そのレポーターさんたちがこちらのお2人！
イラン人のサヘルさんと
フランス人のアランさん。
正直、この取材のお話をいただいた時に
私たちが大好きなイランから来て
日本で活躍されているサヘルさんに
お会いできるのもすごく楽しみにしていた一つ☆
イランで（というか、世界中いろんなところでだけど
特にイランでは）みんなによくしてもらって
旅中に受けた恩って、なかなかお返しできないままで
日本にいる海外からいらした方々とかに
その恩を回していきたいというか…って
思ってるところがあったりするんで。
イラン好き〜〜〜！！な話を
お会いした瞬間から飛ばす私たち（笑）
料理を何品か紹介していただいたのですが…
イラン料理も作れますか？って打ち合わせの時から
言われていましてね。。
イランでは本当にいろんなお家にお邪魔させてもらって
料理を教えてもらったりはしたのですが
食材が手に入らないとか、
いまだに研究中とか…
ひとつだけ、お出しできるのがありますが…て
ことで、イランのタブリーズという街のお母さんに
教えてもらったキョフテという肉団子。
ただ、食材がどうしても日本で手に入らない
正確にいうと、ひとつの食材が名前すらも最終的に
わからなかったという料理で。。
でも、日本のアレに似てる！と食べた時に思ったので
それで代用しているのだけど。。
ちなみに調味料系はイランから取り寄せた
（うちのお客さんがおつかいしてくれた！！）
ものを使っているので、風味はばっちりイランな感じ。。
サヘルさんに「イランのタブリーズのキョフテ」です。
とお出ししたら、
喜んでくださいました。。。
ちなみにキョフテって正確には「コフテ」とも
呼ばれるのですが
トルコとかもはじめ、中東の国々では作られるのですが
国や地域によっても、テイストやカタチとかが
いろいろ変わってきたりするんです。
サヘルさん曰く「うちのお母さんでももう作れないかも〜」って
だから「食べられるが本当に嬉しい〜！」って。
いや、でもね、実は、すんんんんんごおおおおおい
ド緊張してたんです、私。
だってさ、
海外で日本人に日本食作って出して！
って、オーダーなわけですよ。
海外で食べる日本食ってかなりちゃんと和食でも
やっぱり元々の素材（お肉とか野菜とか）の味が
違うんで、どうしても完全に再現はできないことが
多いわけで。。
それも体感してきただけに…
もうね、そりゃ、ド緊張ですよ（笑）
本気の緊張の一瞬です（笑）
サヘルさん。。。。ありがとう。。。。
この瞬間、本当にほっとした〜〜〜〜〜（笑）
サヘルさんがおっしゃってくださったのは
「イランの味に、日本人の繊細さが加わってる感じで
イランで食べるよりもおいしいかも！」って！！
そして、オンエアではカットされちゃったのですが
アランさんの故郷であるフランス料理はあまり作らない私たち。
フランス料理のお店って日本にたくさんあるし
私たちが海外の料理で好きなのは
『家庭料理』とか『ローカルな料理』
フランスって田舎の方とかにそういう料理が
たくさんあるのだけど、
世界一周中にあまり行けなくて
あんまり日本で出されていない料理に
出会えてなくて…
で、ヨーロッパの料理ということで
イギリスやアイルランドとかで食べられてて
フランスにも似たようなものがある料理
『シェパーズパイ』をアランさんにお出ししたのだけど
アランさんも「本当にすごくおいしい！！」って（泣）
「日本で食べる海外の料理って、海外っぽいとかって
ことも多いけども、味がしっかり海外のテイストで
本格的なのに、海外の本場のものみたいなくどさはなくて
本当にいいとこどりでおいしい！」と☆
「本当に最後に食べたお店がヒチカケでよかった」
とまで、おっしゃってくれて。。
もう嬉しくて倒れるかと思った〜（笑）
今回、このコーナーが最終回ということだったので
サプライズでスイーツのサービスをさせていただくのはどうでしょう？って
お話を打ち合わせの時に話してて
それはお二人にも当日まで内緒にしてくださっていて。
スイーツプレートに「10年間おつかれさまでした」って
フードペンでメッセージを書いてお出ししたわけです。
今まで誕生日とか、そういうお祝いのプレートを
お出ししたことは多々あるのですが
だいたい、お出しした時に「わーーー！きゃーーー♡」
って反応には出会ったことがあったのですが…
この時はさすがに10年間の最終回。
文字を見た時に、お二人とも10年、そして
終わってしまうというのが、リアルに感じられたようで
「はっっっ。。。」と息をのまれるのが
私たちにも伝わって…
サヘルさんの目からは大粒の涙がぼろぼろぼろっっと。。。
「10年間って、こうやって文字にして見ると
本当にすごく時の流れを感じて…
最初にADだったスタッフさんが今はプロデューサーになって。
コーナーを通して、日本のいろんなところを再発見できたり
知る事ができたり
本当に、スタッフの方々やお会いしたお店の方々とか
見て下さった方々に支えられて
本当にみなさんのおかげです」って。。。
アランさんも、静かに青い目からほろりと流れる涙を
すっと、ぬぐって。。
それをみていたサヘルさんが
「あら、アラン、あなたの涙ってステキね」って。
なんというか、そういうやりとりだったり
スタッフの方々の一緒につくっていらしたという
家族のような空気感だったりを
ハジメテお会いして、そんな貴重な大切な回に
新参者の私たちが立ち会わせていただいたのに
すんごいひしひしと感じて。。
本当に家族のようなあったかい雰囲気で
お二人、そしてスタッフの方々のその空気感が
あったからこそ、
きっと関わったお店だったり人たちが
すごくナチュラルにみんながHAPPYな気持ちで
だから、観ている方達にもそういうのが伝わって
10年も愛されるコーナーだったんだろうなって。
私たちがまさにその時にそれを感じていたので
きっとみんなそう思ってきたに違いないなぁって。
実はちょっともらい泣きしてました（笑）
この後、お二人がおっしゃっていたのが
「このコーナーを通して、日本や東京のいろんなことを
知れて、それをもって、この最終回に
海外の料理を出すヒチカケに来て
自分の国の味と再会するっていうのは
今までやってきたとこが、ぐるっと回って
つながってきたような感じで」
というようなことをおっしゃってくださって。。
実は、私たちも同じようなことを考えていて。。
世界一周に出て、いろんな国の方々や味に出会って
日本に帰って、日本でお店やって
いろんな方に世界の味とか話とかをさせてもらっていて
機会があって、海外のレポーターさんが来て下さって
その国の料理を作らせてもらって，召し上がっていただいて。
自分たちがしてきたことが
ぐるっと回って輪になってる感じというか。。
なんというか、いろんなことはつながっている感じというか。。
ま、最後はこういうオチな感じで終わっているわけなんですが（笑）
今回の取材で、私たち、すごく楽しんでナチュラルに
旅がやっぱりつながっているような感覚と
その縁にすごく感謝して、
本当にすごく思い出に残る時間でした。
しかも、イランの食材の情報とかも
教えてもらえちゃったりして（笑）
本当にサヘルさん、アランさん
そしてスタッフのみなさん、
ありがとうございました！！！
そして協力してくれたみなさん
観て下さった方々、
本当にありがとうございます！！
実は自分らが出てるのとか
こうみえても、恥ずかしがりやなんで（笑）
かなり照れるのですが
今回はお二人がお話していたこととか
コーナーを作ってらっしゃるみなさんの空気感だったり
（たぶん思いはお話してたお二人と同じ気持ちだったのが
ひしひし感じたり…）
を、その場にいた私たちだけが知ってるとか
もったいなすぎるとか思ってしまって
詳しく裏話としてまとめさせてもらいました。
こういういろんな出会いがまたたくさんあるように
私たちもさらにがんばっていきたいと思います！
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Hitch×kakeru* ヒチカケ
世界一周した夫婦の
【世界の料理・世界のビール・ちょっとスイーツ】なお店。
月曜休み。
18:00~23:30(L.O. 23:00)
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★ヒチカケまでの詳しい道のり
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絶対迷わず来られます（笑）