【チチカカ湖の葦の島で水の上に住む人々】@10.17 ペルー プーノ ウロス島 | Hitch × kakeru* 世界一周食の旅

Hitch × kakeru* 世界一周食の旅

2012.8〜1年4ヶ月 47ヶ国の夫婦 世界一周食の旅を終えて、
御徒町で【世界の料理・世界のビール・スイーツ】の
お店 『ヒッチとカケル』やってます☆
ヒチカケと呼んでくださいね☆

よくテレビとかで観そうな景色を見に来ましたよ!
keiです。


チチカカ湖のペルー側には植物の葦を使って
浮き島をつくり、水の上で生活をしている人達がいる


その島の名前は「ウロス島」

そんなの見てみたい!と調べてみたところ
「ツーリスティックでディズニーランドみたい」
「観光地すぎて自然の生活は無い」
「チップばかりせびりやがって」

と、悪評ばかりが次々でてくる(笑)

でも、ま、そういうもんだと期待せずに行って
体験してみますか~くらいの気持ちで
ツアーに申し込む。


ちなみにこのウロス島ツアー
自力で行っても、ツアーで行っても
値段が変わらない。というかむしろツアーのが安いっぽい
私らは宿のマンコカパックインで
25ソル→23ソルにしてもらって
3時間のウロス島ツアー。

朝、宿にタクシーでお迎えが来て湖のほとりまで。
そこでガイドがやってきて、ボートに乗る。
ボートの中でチチカカ湖の説明を聞きながら
30分くらいすると


着いた~~~!


これも葦でできたボート。



これがトトラという名前の葦。



トトラで土地をつくり、浮かせて
そこにトトラで家を立て
トトラのボートで移動して
トトラを食べる。

トトラ、トトラ、、トトラ、、、
もはや呪文(笑)


トトラは島のまわりにたっっくさん生えている。


島に上陸。

トトラでやっぱりちょっとふわんふわんとする。
たまに人があまり通らなそうなところを通ると
トトラが弱っていて足が深く沈んだりして
かなり焦る(笑)


トトラでどうやって島をつくっているかの実演。


トトラをぎゅっとぎゅっと重ねて、圧縮させて
ぎゅっとしばって、これをベースにして
いくつもつなげていって島をつくって
その上に新しいトトラを乗せて、足場をよくする。

この上に乗せたトトラは弱ってきたら
新しいトトラをさらにその上に乗せるというのを
繰り返すらしい。


ここの島の女達は刺繍をしたりして
観光業で今は暮らしているようで。



島ができるまでを再現したミニミニ島。



ミニミニ島に巨人あらわる(笑)


トトラでできたお家。

でもこのお家ではないけども
他のお家とかソーラーパネルとかもついてて
ちゃんと電気も使えたり。
もちろん文明のある生活というか
文明を知ってしまったら…ねぇ。。(笑)

質素に昔ながらのままに生活してて欲しいと
部外者なしかも勝手な観光客的には思わなくもないけども
でもそれは、時代を知ってしまったら無理な話よね。
しかも、文明の利器だらけの観光客がざくざく来るんだもん。
それを昔ながらに生活してて欲しいってのは
勝手な言い分よね~



この中はホントに人が住んでるのねぇ…
いや、住んでる?っちゅうくらいの
荒れっぷり(笑)


島の上に置かれているトトラはどんどん乾燥してきて
弱ってくるので、弱ってきたらまた新しいトトラを置く。

この乾燥したトトラがパキパキパキって
歩く度に音をたてるのと
島のふわんふわんって感覚は
ちょっと好きな感覚。


このトトラは島にして,家にして、船にして
さらに食べれる!!

ってことで,食べてみた。

皮をむいて、食べてみると…
じゅっっっって水がでてきた。

スポンジみたい。。。。

味はないというか…なんというかスポンジ味(笑)
食べた事ないけど(笑)


これで水分とかを補給したりってことみたいだけども
おいしくはない(笑)



でも島の子はもりもり食べる(笑)



これはトトラの舟。
シンプルな舟と


ゴージャスな舟がある(笑)

このゴージャスな方は島の方々は
「メルセデスベンツ」と呼んでいた(笑)
ウロスジョーク。


この メルセデスベンツ  舟に乗ることもできて
(というか、ほら、乗りなさいくらいの勢いで言われるけども
これは別料金。笑。ゆえに私らは外から見てる)
乗ると、お見送りの歌を歌ってくれたりする。


観光客をのせて、舟は旅立つ。


私らはその間にこの子らと遊ぶ(笑)


人懐っこくて、寄ってくる。


観光的にチップとか要求される?とか
ちょっと思ったのだけども
そんなこともなく、ただただ遊んでくれる人のそばに
いるという感じだったようだ。


私たちが島を去るのに舟にのってしまうと
すごく悲しそうに舟を見つめてた姉妹。。。

あぁ、なんかごめんね、疑ったりして。
そして、なんか、ちょっとだけしか遊んであげられなくて
ごめんね。





少し離れた島に移動して、しばし自由時間。


小屋が会って,その裏で舟作ってたよ。

ほほう、こうやって作られてるのね。
どれどれ、と中をのぞいてみると


ペットボトル(笑)

これで浮力を増してトトラ舟は浮いてるのね(笑)

ペットボトル万能(笑)

でもちょっと見ては行けない物を見ちゃった気もするわ(笑)





島にはたくさんのお家がある。


監視台みたいな高いとこに登ってみたよ。
と、下にいたおたけ氏。

葦(トトラ)の中心で文明を叫ぶ(笑)



監視台にペルー人の学生ちゃんたちが続々とやってきた!

日本人は珍しいようで興味津々(笑)
英語が出来る子がいたので、おしゃべりしてると
彼女らは18歳くらい。
で、年齢聞かれて、答えたら
はい???って驚かれまくった(笑)

そりゃお母さんと同じくらいの年齢とは思わないだろうね(笑)
そしてこっちの子は大人っぽいからね~~。


みんな大人っぽいね~~~。
どんな大人になるのかしらん☆



さぁ、とうとうウロス島ともお別れです。。

前評判はホントに悪かったけども
前評判を聞いた上で、行ったらおもしろいところでした(笑)

ホントにアトラクションのように観光向けになってる所も
あるけども、
そもそも植物で島を作って浮いてる島で暮らすという
そのこと自体が結構おもしろいというか。
そのふわんふわんの島の感覚とかはリアルだから
そういうところがおもしろかったな~。

確かに、何も知らないで、昔ながらの生活を想像して
行ったらショックでかいだろうね(笑)
文明がちゃんとあっちゃうからね(笑)


プーノの街に戻って来てメルカド(市場)でごはんです。




2階に食堂スペースがあって、
お店がずらりと並んでる!



一番手前のお店でロモサルタードをオーダーしたら
スープがついてきた!

このスープがどんぶりいっぱいで
お肉も入ってたりパスタも入ってたりで
かなりお腹いっぱいになりかけた~(笑)


ロモサルタード!
お肉とポテトと野菜を醤油ベースで炒めたものが
ごはんに乗ってる。

これはハズレなくおいしい!!!
日本人なら絶対好きな味!


サルサソースがあったのだけども
これをスープにいれていただいたらまたうまし!

ロモサルタード&スープ 8ソル


ひさびさにトゥクトゥクだ!!!
ペルーにはなぜかトゥクトゥクが走ってる!

朝からウロス島を回って、お昼に戻ってきて
15時発のバスでリマに向かいます。

Cruz del Sole社で149ソル
リマに着くのは23時間後!




そんな、世界一周411日目のHitch× kakeru*でした。

今回も読んでくださってありがとうございます☆

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