10.22 ベトナム* ビザランの旅 後半。 | Hitch × kakeru* 世界一周食の旅

Hitch × kakeru* 世界一周食の旅

2012.8〜1年4ヶ月 47ヶ国の夫婦 世界一周食の旅を終えて、
御徒町で【世界の料理・世界のビール・スイーツ】の
お店 『ヒッチとカケル』やってます☆
ヒチカケと呼んでくださいね☆

ビザランのつづきですよ。keiですよ。


ベトナムでもラオスでもない中間の場所l。


ラオスのゲート。真ん中の建物の向かってが右がArrival。左がExit。

ゲートを越えるとなんだか野原みたいな土地に

「Duty Free」とか書いてある建物やらがある(笑)

どこがイミグレがわからないけど、なんとなく真ん中かなと

真ん中の建物に進むと左側にArrivalがあったので

パスポートを出すと出入国カードを渡されて

あぁ…そうでした、そうでした。と記入。

で、また出すとすぐにスタンプを押してもらえた。

おたけ氏はタイ人やらベトナム人やらに囲まれて

なんだか横入りされたりで、やったら手こずって時間がかかったけど

やっとこさ、スタンプをもらえた。

ここでもスタンプチェック!大丈夫!

で、そのまま建物の裏側に回ると出国手続き。

ラオスに入って5分もたたない内に出国手続きをするわけですから

ちょっと緊張します。

私ホントにスタンプ押されるまでの間がすごく嫌いで

でも、私悪い人じゃありませーんアピールで

笑顔で挨拶とかして、渡すようにしてるのですがね。

今回ばかりはちょいと緊張。

窓口のお姉さんは愛想もなくスタンプを押してくれてラオス出国完了。


ラオスゲートとベトナムゲートの間はどこでもない国なわけで

島国で育った私らには不思議な空間です。

しかもそこに牛を追ってる少年とか普通に歩いてるし。

あの子はどっちの国の子なんだろうか(笑)

そしてそんなにフリーダム(笑)

でも、よく考えたら、この辺とかはいろんな民族さんとかも

いるわけで、そういう方々がパスポートをみんな持ってるとは思えず。

誕生日すら不確定というか自己申告なのに、

パスポートってできるのか?

そんなことを思いながら、またベトナムのイミグレに。


入国した方の裏側に行くと入国手続きの場所がありました。

が、人がいません…。

Helloと奥にいる方を呼んだのですが

その方、私服の男性となにやら話してて

その私服の男性がお札をいっぱい出して

袋に包んで渡してました。。。賄賂っすか?


私らおとなしく待つしかありません。

なんか、もはやその人が悪代官にしかもう見えません(笑)

5分くらい待って、のそーりとやってきた悪代官。

で、パスポートを出すと、のそーりと見て

英語でなにやら言ってくるのだけど、その英語がクセがありすぎて

全然理解できない…

たぶん「ベトナムには何をしにくるんだ?」とか

「ベトナムにはビザ何日だ?」とか言ってる気がするのだけど

返事をしてもなんだか噛み合ないようで

なんだかまた理解不能なクセのある英語でなんだか言ってくる。

もはや悪代官にしか見えてないので、どういう意図で??と

深読みもしてしまう。。。

で、結局意思の疎通ができてないままに

私らの後ろに別の人たちがやってきた。

そしたら、なんだかまたのろーりのろーりとスタンプを押した。

ん?これって…もしかして…なんやかんや言って袖の下を出せって

ことだったんか!?といろんな疑惑が。。。

でも、まぁいいかスタンプ押してもらったから…

と、よく見てみると15日のノービザの期間なのに

17日になってるし(笑)

悪代官…実はただとぼけてただけか!?


帰りのバスをどこから乗ったらいいのかまたわからず

一応ボーダーの人に聞いてみたら

敷地を出た所の先を指差してるので

「あそこ?あの屋根のところ?」と思わず日本語で言ったら

うんうんとうなずかれた(笑)

じゃあじゃあ、とそっちへてくてくと歩いていくと

食べ物の屋台がちらっとあったりする先にバン発見!


行き先を見ると「ダナン」と書いてある。

ダナンはフエよりも先の街だから、途中で寄ったりするかしら?と

聞いてみようと思うも運転手はいなくて、乗客が一人。。

ドライバーは?と聞くとあっち。と指差した方には

ハンモックで揺られてる男(笑)

「フエかドンハに行きたいのだけど?」と聞くと

英語は全然ダメなようで、乗客に通訳しろとベトナム語で言ってて

乗客の男の子に英語しゃべる?と聞いてフエに行きたいの

と紙にHUEと書いたら、おーおー、行くよってことで。

金額はいくら?と聞いたら一人10万ドンというからOKして乗り込む。

乗り込んでから30分くらい乗客は3人だけ。

これは満席になるまで進まないパターンですかね…と

思ってたら13:00になったら突然荷物を積み込んで

運転手の兄さんと車掌の兄さんがレッドブルを飲みながら出発(笑)


出発して少しすると、やっぱりまたちょこちょこ止まって

物や人を乗せていく。

で、気がつけばたぶんめいっぱいでも12人くらい乗りのバンは

20人?25人くらい!?

人の足の上に誰かが座って、きゅうきゅうのパンパン(笑)

それでもまだ乗る人がいれば、乗せて行く兄さんたち(笑)

笑えるくらいパンパンの車は、街ではないとこは

びゅんびゅん飛ばして、街に行くと割とスロウ。

そんなこんなで、3時間くらいしたら兄さんが「Hue」と言って

降りろ的なジェスチャー。

え!?どこ??ここ??

隣の英語をわかってくれる乗客の男の子に「ここはフエ?フエのどこ?」

と聞くと、わからないと。。

で、地図を出して、兄さんにもここに行きたいんだ。と

わかる場所を指差したら、兄さんどっかに行っちゃって。

少ししたら運転手の兄さんが降りろと。で、車掌の兄さんのところに行けと。

すると車掌の兄さん、別のHUE行きのバンを止めて

ベトナム語で何かをしゃべって、お金を渡してくれてて。


どうやら最初に乗ったバンはフエの街中までは行かずに

次へ進みたいから、フエの端っことかで私らを下ろしていくつもりだったけど

私らの慌てっぷりと困りっぷりで、次のバンを止めて

しかもちゃんとお金渡してくれてた!

いいやつじゃん!にいちゃん!

普通だったら、しれーっとそのまま下ろしていっちゃって、とか

他の止めても話だけしてお金は自分らでとかってありがちなのに。

さすがに10万ドンはたくさん取ってたからなんですかね(笑)

おかげで、バス停より先の王宮付近に止まってくれて。

(にいちゃん、場所まで伝えててくれたようで)
なんとか無事に帰れましたよ。

おたけ氏、ホントに体調が悪い中、がんばってくれました。


食べたらお腹がヤバそうだったので、


前日夜から何も食べてない状態で、さすがのハラヘリで


ごはんを食べて部屋に戻ったら、即寝です(笑)


おつかれ、ダンナ。。






結果金額も含めまとめると




Hue→ah hoa(バス停) バイタク 2.5万ドン


Hue→Lao Bao ローカルバス 10万ドン


Lao Bao→ボーダーまで バイタク 1万ドン


Lao Bao→Hue  ローカルバス 10万ドン




23.5万ドン(約900円)




片道3時間くらいで、行けるので、一日で往復は可能。


荷物は宿に全然置きっ放しで軽装備くらいで。


帰ってきた16時くらいにもバス停にはLao Bao行きのがいたので


一日数本はあるのかもですが、そこは未確認です。


バスの乗り合いっぷりは笑えるくらいすごいですが


ローカル感は十分に味わえると思います。


ちょっと(かなり)ドキドキはしますが


私たちは無事にビザがなぜか17日更新されました(笑)


(もちろんもっと前に出ますけどね)




ただ、確実とは言いきれないので、参考までに。。。。


そんな、世界一周54日目のHitch× kakeru*でした。