4月から5月にかけて小雨傾向が続いている。天気がいい事は喜ばしいことであるが、少ないとまた問題が生じる。

一般に気温の上昇で根が動くのであるが、適当な土壌水分があることが前提となる。

当面は降雨を期待できそうにない。灌水施設が完備している園では早めの灌水が急務である。前半の生育を適切に行うことが、高品質に連動する。

南からの暖かい風が吹き込み、この季節にしては異常に高い33度Cを上回った。5月の温度としては過去最高であった。しかし、夕方になって雨が降り出し下がりだした。

この時期は柑橘にとって落花、果期にあたり、適当な土壌の湿りが必要であり、効果的な雨となった。

根も少しずつ動き始めており、月末の1次落果のピーク時まで適宜の雨が重要なポイントになってくる。

今年の春は気象の変動が激しく、開花も例年通りには行かず、開花から満開、落花期と非常に長い期間となった。

その為、満開期がいつだったのか摑みにくい状況だった。また、開花前半の直花のときは殆ど香がせず心配したが、後半の有葉花(伴葉花)になって、ものすごい香がミカン園に漂った。

ミカンの香と品質は密接に関連し、香が良いと訪花性のミツバチなども多くなり、高品質が約束される。今年も間違いなく美味いミカンがとれそうだ。特に有葉花では。