全日本空輸が、6月の国際線と国内線を合わせた旅客数で、会社更生手続き中の日本航空を初めて上回った。全日空が前年同月比9.6%増の365万514人と大幅に伸ばしたのに対し、日航は0.9%減の355万3695人にとどまり、約10万人の差が付いた。日航は再建に向けたリストラで、路線や便数の削減を進めており、全日空の首位がこのまま定着する可能性が高い。(産経新聞)
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