sade / pearls
若い頃から、良く聴いていたsade。
彼女の女性らしくて、しなやかで
でも、女性の凛とした
真の強さをも歌いあげる
そのハスキーな声が好き。
ヴォーカルのアデューは
愛・世界平和について歌うことが多く
歌の内容やメロディーは憂いを感じるものが多いです。
sadeの曲の中でも
pearlsがとても印象的。
ソマリアの惨状を憂う内容の歌です。
地球上では、この様な惨状が
まだまだ人間によって繰り返されていると言う事実。
若い頃もそうでしたが
今でも涙が
ぽろぽろと出てしまう曲のひとつです。
pearls / sade
ソマリアの女性が
道端で真珠をかき集めていた
自然よりも強い力が
彼女の意思を奮い立たせる
こうして彼女は死んで行く
だが、死んでもなお、その魂は生き延びる
彼女の心の中はどうなっているのだろう
あれほど、勇敢になれたらいいのに
彼女は天にすがって泣いている
私は気が重たくなった
彼女の一生は自分で選んだものではない
そしてその事が
新しい靴を履いた時のような痛みをもたらす
新しい靴を履いた時のような痛みをもたらす
ソマリアに暮らす女性
太陽は彼女に容赦なく照りつける
私たちが暮らすその同じ空が
彼女の身を熱く焦がす
午後の影の様に
家への道程は長い
可愛い娘の為の真珠
その一粒一粒は
ていねいに包まれている
hallelujah・・・
hallelujah・・・
※ハレルヤとは
ヘブライ語 הללויהに由来しています。
「主を褒めたたえよ」の意味です。
翡翠
