今生に於いて、私たちは一体
何を完成させる為に再びこの世に
降りてきているでしょう？
実は、一生懸命にビジネスを成功させる事でも
結婚をして子供を授かる事でもありません。
こちらに比重を置くことは
アンバランスです。
ましてや
地位や名誉や財産を誇らしげに
掲げる事は愚の骨頂です。
また、この世の成功と思われている事は
あの世の失敗とまで言われているのは、この為です。
物欲・独占欲その他の欲に
溺れることは如何なものでしょう。
私たちが所有出来るもの
独占出来るものは
なにひとつないのです。
生かされていると言う事に
感謝の気持ちを顕している方はどれだけいるのでしょう。
私たちは人生に於いてポイントである
仕事や結婚を始めとして
人や動鉱植物、その他全てとの関わり合いの中で
調和をはかり、完全な愛を顕現させるが故に
この世に再び重たい肉体を纏って
何十万回も繰り返し繰り返し
転生をしています。
肉体を脱いだ後は
本質・本源である霊の姿になるのですが
悟りまで到達しなかった未熟な魂は
再び水の世界である幽界へと還ります。
ちなみに
解脱をした者は霊界に還ります。
幽界へと還る際には
今生で得た地位や名誉や財産は
持ち帰れません。
また、外から得た知識も
一切持ち帰れません。
今生で内から得た
「知恵」
だけが持ち帰れるものなのです。
自らを自覚された方が言っていました。
今生
「知恵ある者は集いなさい。」
と・・・。
魂は器の事を言います。
また、個性でもあります。
潜在意識や過去世における記憶などが
留めてある各々の器です。
そして、常に進化するのは、魂です。
本源・本質である霊は進化しません。
なぜなら、霊は完全そのもので
神そのもの愛そのものだからです。
だって、完全である神が進化するなんて
おかしな話しですよね
霊は、私たちの本源・本質。
私たちは、中心である霊体の外側に
幽体を纏いその表層に肉体を纏っています。
「肉体・幽体・霊体」
三位一体です。
「肉体・幽体・霊体」は
「個体・液体・気体」
と言いかえる事が出来ます。
過去の記事にも書いておりましたので
宜しかったら
「過去・現在（過程）・未来」など
三位一体で存在することが多いですね。
幽界に還った際には、今生でのご自身の行いが
全て再現なされます。
これは、相当堪えると思います・・・。
幽界には数百の層がありますが
その方の今生での有様により
見合った層へと辿り着くのです。
そして、全ての行いの反省をした後に
最適な時期を待ち、この物質世界であるこの世に
再び記憶を消された状態で落ちて来ます。
日常生活の中で
人を罵り、謗り、嫉妬し、裁く権利は
誰にもありません。
例え口に出さなくても、行動に出さなくても
この様な悪想念が湧いてきたのであるならば
結局は同じ事なのです。
私たちには各々、「役割」と言うものがあります。
この世は実在ではありません。
幻影であり仮相であり
ドラマです。
皆さんが、今思う様に心の状態を
表現して周囲に顕していますよね。
これらの表現の仕方も
多種多様ですね。
意識（心）の状態で
この世の世界が変わり
見え方も変わります。
主役はいつも、あなたです
悪役など実に様々な
名脇役を演じて下さっているのが
周囲の皆さんと言うことです。
ただ単に、「あれが善い。」「あれは悪い！」
などと、物事を観念・概念で判断せずに
それらを、ご自身の貴重な経験として捉えることです。
日々、私たちの心の状態を
問われているのです！
そして、全てに於いて
分離したものは存在しません。
分離意識がある為に
人は争い・競い合い・奪い合い・裁くのです。
恥ずかしながらそんな私も
過去にはこの様な様々な不調和を起こしていました。
全てが「私」であるならば
ご自身が放った想念は
全てご自身の元へ跳ね返ってくるのです。
善い想念も悪想念も４倍になって・・・。
現段階に於いて、分離感は最大の
克服点なのではないでしょうか。
現在は結果としての事象が顕れる事がとても早いので
愛の波動でなければ、ご自身がより苦しい時期なのです。
今生に於いて大切なこと・・・。
それは、完全な愛を顕現（完成）させること
神の実感を得ることです。
翡翠
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