私は6月2週と3週に給付金の手伝いをしました。
本来の仕事を早く終わらせて。
その前にTwitterで何処かの市区町村の役所の方が給付金についての注意事項を記載していました。我が家はそれを参考に6月1週に申請書を書き6月2週には振り込まれていました。
注意事項には「のりがきちんと乾いてから入れてね」とか「申請書にレ点チェック欄があるけど給付金要らない人用だよ」とか書いてありました。うろ覚えですが。他にも書いてありました。
そして私は給付金の作業をしながら「何でこうなるんだ?!」と心の中で叫びまくっていました。
「ちゃんと読んで出した?!」と何度思った事か。
まず、申請書に申請書控えを付けたまま出す。申請書控えは自分用なのに。これがやたら多い。点線から切り離す手間が惜しかったのか?
さらに4人家族で2人はオンライン申請したけど後の2人は申請書で出しましたと手紙付きで送ってきた人もいました。
身分証明書と銀行名と支店名と口座番号が分かる物のコピー。普通はパスポートか運転免許証か保険証のコピーとキャッシュカードや通帳のコピーを指定された枠に貼付する。だけのはずなのだが世帯主だけで良いのに家族全員の保険証のコピーが貼ってあったり、果てはパスポートも運転免許証も保険証のコピーも貼ってくる人もいました。
さらにキャッシュカードをコピーした人は文字が分かりづらかったり。古いキャッシュカードで「は?太陽神戸三井?」とか「第一勧業銀行?」とか合併前ので若い人には「???」とかありました。
枠の中に貼付してと書いてあるのにハサミものりもない人がたくさんいるようでマスキングテープやガムテープで貼る人や貼付用紙にホチキスで留めてくる人も多数いました。更にあり得ないくらいのサイズに免許証やキャッシュカードを拡大コピーしてくる人もいました。
かと思えば申請書を入れ忘れる人も多数。開封すると貼付用紙しか入っていませんでした。
それと激励の文章をとても美しい文字で書いてくれる方もいれば「あなた方役所の人間は私が役所に用事があってくる時はいつも暇そうにしてるからこんな時くらい通常作業の後に給付金の作業を寝る間も惜しんでやりなさい」と送ってくれる人もいました。この文章はクレームとして処理しました。
はっきり言ってまだ書き足りません。
これを読んでくれた方は現場はとてもカオスな状態だったのだと思って頂けたら幸いです。
日本人は識字率が高いだの何だのえーと読解力は低いようです。
私はこんな簡単な事すら日本国民は出来ない人が多数なんだという現実を見せつけられました。