飴と鞭のように日々の私の中の思いは駆け巡る。

 

そう、あの晴れた日の朝だった。

わたしはまだ起きていない、誰もいない朝だった。

 

会話もないまま私の朝は終わりを告げる。

ただ舞い戻る夕日に手を振って。

 

「今日も1日頑張ろう」

そうやって子猫に手を振った、子猫は知らんぷり。

誰も私が見えていない、そう思うのは頻繁だった、傷つくこともなかった。

 

毎日の日課は、家の周りを散歩すること、それ以外にはゴミ拾いという名の瓦礫集め。wたしの生き甲斐もある。

私は日々の中で何かと戦い流れ生きている。

それは自分かそれとも人間か、もしくは世界という名の宇宙とか。

 

私の中に知らないものが溢れているのはわかっている。

正当でありたいとともに、不思議な自分との戦いに嫌気さえもさしている。

 

私にはパートナーがいる、その名も隣人。

怖い事ではない、ともに支え合い、ともに助け合うことでお互いが明日を過ごすために世界を敵に回している。

 

その一方で私にはライバルもいる。

この世の中を生きている人間だ。

自分が何者でさえもわからないまま、明日を迎えている醜い生きものだとも思う。

大好きなものでさえも犠牲にして日々の中に魂を抱いている。