株式会社オービービーが医療法人 一成会に出資したとされる金銭のうち、4億5千万円の債権を何とたったの一円で、埼玉県桶川市にある有限会社 若宮建材という建材屋に譲渡した契約書を関係者から入手した。
それも一成会の社員総会が開催された日と同日の話だ。

一体何を企んでいたのか?
この株式会社オービービーと有限会社 若宮建材とはどんな関係なのか?

いや、この若宮建材を連れてきたのは、何を隠そう、小学館不動産の坂本憲治だ。
円で譲渡することが、株式会社オービービーにとって何のメリットがあるというのか。

元々、一成会に出資された資金は何と32億円と言われている。
そのうち、医療法人 一成会が運営していたさいたま記念病院の土地、建物の取得費に16億円、残りの16億円が流動資金として、どちらも小学館グループである小学館不動産が資金を出している。
つまり、株式会社オービービーは小学館グループのダミーのような存在だ。

ここで、株式会社オービービー、小学館不動産、一ツ橋マネジメントの役員らは、またまた医療法に違反する行為を重ねて行ってきた
つまり、本来なら不動産の賃料として年利8%の契約を医療法人一成会と行っており、であれば16億円の8%で年間12000万円程度、月額1000万円の計算になるが、実際には2000万円以上の金銭を病院から支払われていたことがわかっている。
坂本らは32億円を一成会に出していることから年間8%の収益を見込んでいたのかもしれないが、不動産に投下した16億円以外の残金16億円を出資だと考えたようだ。
だから出資配当金として年間8%で病院に計上させたようだが、残念ながら、医療法人は、収益から出資配当は出せないのである。
これはきちんと医療法で禁じられていることだ。
当初から医療に従事していた理事から指摘されていたにもかかわらず、坂本らは当然のように毎月2000万円以上の金銭を得ていたのだ。
年間で一億円以上の不当利得であり、不法行為とわかっていてやっていたのだ。悪質極まりない。

そして坂本、堂垣といえば、なんとこの医療法人 一成会の社員でもあり、理事である。
医療を健全に行うために社員、理事に就任しているはずの二人、他二人も含めて、この四人は、全くの医療部外者、なぜ医療法人の社員、理事になっていたのか?

要するに自分たちが出した資金から確実に利益を得るための監視をしていたに過ぎないのだ。

全く医療には関わってもなければ、運営にも関わっていない。社員総会も理事会も開かれた記録はほとんど残されていない。
病院を舞台に仕事を仕掛けただけだ。













続々と出てくる新事実の数々。
まだまだこれから真実を暴いていく。

次回は、有限会社 若宮建材の代表者 上研二がこの社員総会で何と医療法人一成会の社員、理事に就任していた話をする。
とんでもなく馬鹿げた話だ。
医療の事など全く知らない材木屋の代表が医療法人の社員?何をしに?
せいぜい、坂本憲治らから言われて小遣い稼ぎにでも派遣されたのだろう。
甘いなぁ、この上研二氏も坂本らのやってきた不法行為の共犯者に過ぎない。