1438回目:まずは疑問に思うこと。そして遠くを調べること | 毎日何かを見つけたい!転んでもタダでは起きない!◆40代ワーママ

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たくさんの考え方や価値観がある中で、みんなが自信を持って意見を言い合い、よりよいところを目指していく、、、そんな世界になったらいいなぁ。

職場やPTA、異なる価値観や考え方の中で日々感じたことを書いています。

まずは疑問に思うこと。

子供の学校のクラスの同級生で
夏休みの自学の宿題で物の値段について
調べた子がいたそうです。

キリの良い1000円、500円ではなく
980円、490円ってなんで? と。

大人にとっては割安感を感じられる
値段設定だからということは
当たり前のことですが、

日々自分のお金で買い物をするのが
当たり前ではない子供にとっては、

当たり前によく見かけるけれど
特に気にしたことはなかった
というものなのでしょう。

それで、普段買い物に行くスーパー
だけでなく家具やテレビショッピング
で売られているものなどの値段を
幅広く調べたそうです。

日々当たり前に目にするものに対して
疑問を感じたことも素晴らしいと
思いましたし、

調べるにあたって、普段行くスーパー
だけでなく幅広くあたったことも
素晴らしいと思いました。

これ、結構われわれ大人も
できていないのではないでしょうか。

仕事の現場でもよく見かけます。

まず疑問に思わない。

それが去年やった事であれ、
上司から指示されたことであれ、

なぜそれをするのか、
なぜそのようにするのか。

こういったことを考えていない
ように見受けられるケースがあります。

もちろん中には、たとえ疑問に
思ったとしてもそれを呈することが
許されない職場もあるでしょう。

でも、そうではない場においても、
なぜ? を考えていないことがある。

疑問に思うことがないから
改善を含めて変わることはないし、

なんだったら、もはや必要ではない
かもしれないのに、無駄に続けて
いることだってあるでしょう。

次に疑問に思った場合に、
どこまで調べるか考えるかという
ポイントがあります。

他がどうしているのかと
ベンチマークしようとすると
似ているケースばかりをあたりに
いきがちです。

「自分達と同じような市場規模で
自分たちと同じような市場環境の
地域がどのようにやっているかを
教えて欲しい」

グローバルチームで仕事をしていた時、
地域の担当者からこんな依頼を
受けたこともありました。

このケースに関しては、
そもそもそんな地域はないよ
ということになったのですが

子供の同級生が、
いつも行くスーパーだけでなく
家具やテレビショッピングの
情報までを集めたように

近場だけでなく、幅広いエリアの
情報を集めて参考にしようという
考えをもっていたいものです。

……という自分ができている
わけではないのですが(反省)。

全く違うところからの学びを
自身の領域に取り入れるということは

誰にでもできそうでいて、
実はそう簡単にできることでは
ないからこそ、

イノベーションを起こすための
要素のひとつとして語られる
ことがあるのかもしれません。

まずは疑問に思うこと。
そして、他はどうしているのかを
調べること。

小学生に学ばせてもらいました。


【今日のまとめ】

まずは疑問に思うこと。
そして、他(しかもなるべく遠く)
はどうしているのかを
調べること。