それは土曜日

外食をし、友達と遊んで、ジムにて、筋トレ、背中がぐっと痛くなったので、

来たばかりだがささっと帰って動画の編集なんぞをしていたら、

背中がピキーンと痛い。

ゾンビになった様にふらふらとした足取りで、ベッドへとダウンしたものの、

その後、激痛で動けなくなるのであった。

しかしトイレには向かわなければならない。

己の力を振り絞って「うおぉぉぉ」とか、今にも気を増幅させているかの如く

雄叫びをあげて、立ち上がると、まるで自分が支えていた筋肉が、

そのまま他の部位のお荷物になっているかの如く、重みを感じる1歩2歩。

トイレを済ませて、目指すは湿布。

べたん!べたん!べたん!

と体の硬いのを恨みながらも、なんとか背中というか、その側面に貼る。

そして、横になり、同居人におにぎりを作ってもらって、食いながら一眠り。

少しは雄叫びをあげると、起こせる様になっていて、

それでもほとんど変わらない姿に絶望と、休みと重なった幸福という2つの感情をないまぜにしながら、動画を見ていると、ぎっくり背中というワードを知る。

そんなんあるんだと思いながら、我が家の神器、マイトレックス様を使ってよいのかどうか調べるものの、結局よく分からんので、おっかなびっくり使ってみる、と

背中は別段気持ちの良いというには、薄味なものの、終わってみると、痛みが雲散霧消していて、動かせる様になる。

マジ神器じゃんとか思いながら、尚も続け、完全に雄叫びをあげなくても、

体を動かせる様になった。

で日曜日。不安を覚えた昨夜の眠りは杞憂と終わり、八割り程度体は回復、

普通に日常を過ごせるものの、これ休みまでに治るんだろか。

治らないと仕事が地獄なんだけどと一抹の不安を抱くのだった。