今朝の報道は、コロナ5類移行から１年ということで、新聞は一面トップ記事になっていますし、テレビでもその話題が大きく取り上げられるのではと。

今から１ヶ月ほど前。

僕はコロナに罹りました。

さて、どんな辛いことが待っているのか？？

…と思っていましたが、僕にとってはいつもと同じでした。

熱は38度まで上がり、倦怠感もありましたが、コロナだからといって特別なものというわけでもなく。

多分、普段元気な方なら、38度も熱が出て、倦怠感もある時は、「いつもより辛いな…」と感じると思います。

ですが、普段から倦怠感のある僕にとっては、「なんだ、普段と同じじゃん」と感じました。

それから１ヶ月ほど経ちました。そうなると気になるのが「後遺症」ですよね。

結論から言うと。

元の病気が悪化している感は、正直あります。

元々の「筋痛性脳脊髄炎／慢性疲労症候群」の症状は、コロナ後遺症と同じような症状が多いです。

例えば、

・倦怠感で休んでいる時間が長い

・食事だけで極度の疲れが顕著に出る

・記憶、思考などの低下

こうした以前にもあったものが酷くなってきたのは事実です。

それもあって、漢方薬を変えました。

今は、柴胡桂枝湯という薬を飲んでいます。

僕はなんとなくでも分かっているからいいですが、最近罹った人は不安になりますよね。

コロナ後遺症とされて、不安になっている方へ。

一番はまず、同じように苦しんで、辛い思いをしている人がいることを知ってください。

人によって違いはありますが、例えば倦怠感や疲労感の強い人は、同じような症状がある人を探してみてください。

そういう時こそ、インターネットの出番です。

また、「コロナ後遺症」と同様の病態で、例えば「筋痛性脳脊髄炎／慢性疲労症候群」といった病名で調べてみるのもいいかもしれません。

SNSをしている方もいますし、ブログを書いたり、患者会を結成していたりする人もいます。

まずは、自分の状態も含めて、そうした人たちと話し合ってみてください。

そして、少しでも気持ちが落ち着けば、次にどうするかを考えやすくなると思います。

実は、GW中のイベントで、同じ病気の方とお話することができました。

その話の中で、5月12日の話になりました。

「同じように苦しんでいる人の生の声って大切だよね」

今こそ、それが必要ではないでしょうか？

5月12日、一宮市で講演会とライブステージのイベント開催します。

特に、僕がお話する予定の「筋痛性脳脊髄炎／慢性疲労症候群」は、コロナ後遺症とよく似ています。

もちろん、皆さんと違うところもありますが、同じような人がいることを知ることは、とても大事なことだと思います。

当日の様子は、動画にして皆さんも見られるようにする予定です。

ご家族の方、お友達の方でも大丈夫です。ぜひ生の声、聞きに来てください。

コロナ5類移行１年となって