瀬尾さんのブログ転載↓

『【竜馬がゆく】を読んで学んだことは、【自分】などというものを若いうちに持ってはいけないということ』
《中村文昭氏 僕たちの夢のつかみかたをすべて語ろう》より抜粋~
日本の国を動かしてしまうような男が、確固たる自分を持っていなかったというのは、何だか矛盾するような話のようにも思えますが、そうではありません。
確固たる自分がなかったからこそ、倒幕派か攘夷派かの二者択一の道しかないと思われた世の中にあって、AでもBでもない、ウルトラCの答えを導くことができたのだと思うのです。
剣術を学んでいた龍馬はある夜、勝海舟を斬りに行く計画をたてていました。
丸腰だった勝海舟は、今、自分を斬ることは簡単なこと。しかし斬る前に、一言自分の話を聞いてみてはどうかと提案しました。
『お前達は、なぜそんなに小さな世界で生きているのか。海の向こうにはアメリカがあるんだぞ。海の向こうにはイギリスがあるんだぞ。斬り合いしてたって何も始まらないではないか』
勝海舟はそう説いたのです。
これを聞いたとたん、龍馬はとてつもない衝撃が走りました。
そして次の瞬間、龍馬がとった行動とは、自分達のような血気盛んな刺客に、勝海舟が斬り殺されたら大変なことになってしまうというわけで、明日から用心棒になるという申し出をするのでした。
もともとは国賊を斬りに行ったのに、
国の宝だと言って翌日から用心棒になるこの変わり身の早さとは一体なんなのでしょうか。
とりもなおさずこれは、自分を持っていないということなのです。
自分を持っていなければ「何色にでも変わることができる」
すごい才能です。
「竜馬がゆく」を読んで学んだことは、
『自分などというものを若いうちに持ってはいけない』ということでした。
若いうちはいろんな人の色に染まってみて、
いろんな人の影響を受けてみれいいのです。
その中からチョイスしていく。
そして、適当な年齢が来た頃に、自分の“オリジナル”が発色出来ていることが自分らしさであり、力なのだと思います。














私も自分の考えをしっかり持てずに悩んだ時期があり
この話は、めちゃぐっときた話でした


昨日もこの件で悩んでいた若者男子に熱く語ってしまった私でした










みたいな


ってなるくらいヒドイ事があったり




