花言葉では、花の色によって花言葉が変わるものがある、
たとえば百合の花。
白いユリは
「純潔」「威厳」
赤やピンクのユリは
「虚栄心」「温かさ」「富と繁栄」
黄色いユリは
「陽気」「偽り」
オレンジのユリは
「愉快」「軽率」「憎悪」
こんなふうに色によって、結構、花言葉が変わってしまう。
でも人は花とは違う
心の芯にあるものが変わることはない
と個人的には思ってます。
ピーターパンには、タイガー・リリーというキャラクターがいるけど、おそらくこのキャラはユリの花言葉からとったんだろうと思います。
タイガー・リリーは、誇り高いプリンセスってディズニー公式で紹介してました。
誇り高いプリンセスだからこそ、こだわりがあるし、これだけは譲れないというラインがある。これからの未来だけではなく、過去に起きたことであっても、それは変わらない。
誇り高い彼女が下す決断は、本人らしい選択で、それが間違っているなんてことは誰も言えない。いずれを選んでも正解で、自分で納得できるものが大正解となるのだから。
選択の後に、彼女の目の前に拡がる世界は、とても居心地が悪い世界に映るかもしれない。時間という概念がこれまでと変わる。そして、ずっとあったものが消えたことに気付き、そこで記憶が蘇るから。
でも、選択した以上は、進まなければならない。
「立ち上がろう、進もう……。」
そう思っても、どうすればそれができるのか、進み方を忘れてしまい動けないかもしれない。本来彼女が持っている誇り高さを忘れ、気力を失ってしまっているのだから。
けれど彼女は守るべきものがある。
守るべきものの存在を感じることで、彼女はある存在を思い出す。
共に過ごした時間は、心に架け橋となる縁を作り、辛いことを乗り越えることで、その縁を絆と呼べるものにした。だから、その絆は離れても切れることがない。