コロナ自粛の中、
着物まわりの整理整頓が進みます。
着物、観劇など共通の話題がある友人から
「黄八丈をお嫁にもらってくれない?」
なんの遠慮もなく「是非!」
先日、家にお嫁に来て下さいました。
彼女が嫁ぐ時にお母さまが
そろえたお着物の1つだそうです。
黄色の光沢に八掛が小花柄で可憐で、
お母さまの愛情が感じられます。
大切に着させていただきます
黄八丈とは八丈島の伝統工芸品、絹織物。
なんといっても、輝くばかりの黄色、赤茶色、黒色でに染められた糸!
平織りまたは綾織りに織り、縞模様や格子模様。
組み合わせが難しくセンス問われますが。。。
大好きな紬です。
江戸時代には品質の良さから租税として上納され
「御上御用の黄八丈」として
将軍家と武家大名、限られた人のみ着用だったようです。
「黄八丈」が大ブームを巻き起こしたのは、
歌舞伎の衣裳に用いられた時からだそうです。
代表的なのは「白子屋お熊」
今は単衣の季節ですから
秋に黄八丈を着てお出掛けが出来ますように!
コロナ自粛の時間に