あるブログから子育てについて考えていた | おけいの変な話

おけいの変な話

怖い話、ドラマの批評、そんなことに興味あるの!?っていう、変な話をいっぱい書きます。

前の仕事は手作りアクセ屋さん、今の仕事はテープ起こしの内職さん♪

 やっと一つ答えが出たので、書いてみようと思う。

 

 先日、アメトピで上がった記事を見に行った。その内容は、高校受験に失敗した子の話のテロップだったから。

 私自身が高校受験に失敗し、滑り止めに受かってたものの家庭の経済状況から公立の二次募集を受け、3倍の競争率を突破した経験がありまして(ベビーブーム世代なの (ToT) )。

 落ちた子の親はどう思うものだろうと、ふと考えたから。

 

 しかし私が結局そのブログを追い掛けることになったのは、受験失敗ではなく、長女が大学1年生の留年決定、高2の息子はギリギリ留年を免れたものの勉強せずにサッカーをするためだけに大学に行きたい・絶賛反抗期中、次女は今年中学3年生という舞台設定だった。

 

 とりわけブログ主の意識も、真ん中の息子さんに集中している。

 長女さんは留年したものの薬学部なので、薬剤師になるという明確な理由があるから、気持ちの立て直しもできて、大学生活をエンジョイし過ぎたことを反省し、もっかい1年生を頑張ると言ってるらしいのでいいとして。

 息子ちゃんの方が、ほぼ同じ年の子を持つ私としては大変気になった次第。

 

 自分だったらどう向き合うんだろう?と、ここ数日ずっと考えていた。

 

 まず反抗期。この息子さん、相当暴れるみたい。

 暴れられるのはちょっと嫌だなあ ( ̄▽ ̄;) と、正直思った。

 

 ブログ主の葛藤も、なんか分かる気はする。子どもの将来が心配でたまらなくなるのは親だからだ。

 勉強しないけど大学には行きたいという、このふざけた状態はどうしたら目が覚めるんだ?

 

「う~~~~~ん・・・」

 

と考えた。

 

 最初は全然答えが出ませんでした。私の考えはやはり甘いのかと思って。

 でも、そのブログ主さんにコメントを付けた人をたどって、ああそうだ、やっぱり私もそう思うわと、結論が出た。

 

 これは私の価値観と考え方からくる結論で、これが絶対正しいとは思っていません。

 私ならば

 

 大学に行きたければ、奨学金でも特待生でも何でもいいから自分で金を調達してこい。

 大学は資格の取得や勉強したい明確な理由があること、研究したいことがある人が行く場所で、そのためなら学費を出すが、プロサッカー選手になれる素質があるならともかく、残念ながらそうではない、つまるところ遊ぶためだけに行こうとしている、そんなことのために金を出してやれるほど私は器はでかくない。

 

 と言う。

 

 それに、別に勉強したくないなら、もう無理して学校に行かなくてもいいと思う。

 義務教育は済んだ。

 男の子なんだから、ガテン系で働いたらええねん。

 やっぱり勉強がしたいとなったら、通信なり夜間なり選択肢はある。

 できれば高卒は採っておいた方がいいとは思う。

 

 学校もいかず、働きもせず、家で食っちゃ寝は絶対許さない。

 働かざる者食うべからずだ。飯はやらん。

 大体、衣食住に困らないという変な自信があるからプー太郎になるんだ。

 虐待通報、したければすればいい。

 

 って、腹くくる。

 

 そりゃあなたのところは子どもが(幸い親に似ず)優秀だからと思われるだろうけれど。

 こうあらねばならないという認識さえ手放せば、世界はとても広がる。

 大学卒業しても、全然大学で得た知識を生かさず、大卒でなくてもできる仕事をしてる人はいっぱいいるし、中卒でもガンガンに稼いでいる人はいる。

 それに、別に社会に出てからだって学び直すことはできるし、大学に入ることだってできる。 

 放送大学で大卒を採ることもできる。

 

 親がしてやれることは、とても少ない。

 もし道に迷っているとき、自分の持ってる知識をフル稼働して、調べて、いろんな選択肢を示してあげることぐらいじゃないか、世界は自分が思っている以上に広いと教えてあげることぐらいじゃないかと、最近は特に思う。

 

 いずれ自分の力だけで生きていかなくてはいけない。

 生き直し力だけは付けておいてあげたいと思って、今まで小娘と対峙してきたつもり。

 

 じゃあ今からでも間に合うのか?

  子どもはもう高2だぞと思うかもしれませんが。

 間に合う。育児はいつからでもやり直しが利く。

 完全に手を離すのではない。絶賛反抗期中ならば、反抗されるだけのことをこちらがしているということだから、向き合い方を見直す。

 干渉しすぎてるのかもしれないし、手の差し伸べ方が間違っているのかもしれない。

 

 

 水星の逆行中、私の周りではいろいろありました。

 一番大きかったのは、小娘の同級生だった子が家出したことかな。

 

 その子はずっと、無理して勉強をしてきたのだと思う。

 仕事の関係で知りましたが、親が教育熱心であればあるほど子どもの学力は比例して高くなる調査結果がある。

 それはひとえに、子どもは親の期待に応えようとする生き物だからだ。

 でもそこに「親にさせられている感」が混ざっていれば、当然しんどくなる。

 成績も振るわなくなれば、なおさらだ。

 自分のキャパを超えたところに進学してしまったと思えば、子どもは相当に苦しい。

 

 もう十分期待に応えてくれた。ありがとう。

 ここからは違う道を一緒に探そう。

 その子の親御さんも、多分そう思ったと思う。

 

 その後、大ごとになったうわさは聞かないので、きっと彼はおうちに戻ったのだと思う。

 

 受験の失敗も、留年も浪人も、社会に出た瞬間にチャラだ。

 社会は、さまざまな年齢層の人同士が働く場だからだ。

 そのことさえ知っていればずっと生きやすくなると、私は思っている。

 

 

 とまあ、たまにはドラマやアニメ以外の話も書いておこうかなと思った次第です (^^ゞ

 

 さて、昨日は傷心な小娘さんを慰めるために、近所の海鮮居酒屋のランチに行きました。

 で、私が頼んだのはこちらだ。

 

 

 鯛飯&鯛ラーメンのセット。890円也。

 

 おいしかったけど、鯛飯だけでいいかな~って。

 米が好きなので (^^ゞ

 

 

 で。ハムちゃんも、無事に生きたまま飼い主に返すことができまして。

 ほっとしたような、寂しいような。

 

 

 お土産も頂きました。気を使わなくていいのになあと、いつも申し訳なく思いつつ、でもおいしく頂きます。

 有明海のノリは、やっぱりうまい!

 んで、この粕漬けの貝柱、私大好きなんですよ (≧∀≦)

 

 さ~頑張って働くぞい。

 では、良い土曜日をお過ごしください ( ´ ▽ ` )ノ