ねこうさです。
ウン十年前を思い出しながら書いています。
気長にお付き合い頂けると有り難いです。
どうしてイギリスを選んだの?
私と子供とイギリス②
1980年代後半から
バブル景気で日本が沸き立ち、デザイナーやスタイリストなど横文字の職業にスポットが当たる様になりました。
私が就職したのはバブルが弾けた後でしたが、地方都市はバブル崩壊の影響が小さく仕事は山ほどありました。
インターンで働いていたプロダクションの社長に誘われそのまま就職。
カタログや雑誌の編集エディトリアルデザインの部門に配属されます。
その頃はモーターレースがとても盛んな時期で、東京モーターショー(現・ジャパンモビリティショー)や大きな仕事を先輩達も一緒に担当したり、日本中で開催されるレースの取材や撮影など、コンパニオンの綺麗なお姉様と一緒に仕事をするたまの出張がとても楽しみでした。
大方普段はとても地味な仕事でしてパソコンに向かって延々と編集作業を行います。100ページもある取説や製品カタログを制作をしていました。
私は海外担当になり、日本企業の自動車会社の中国語、スペイン語、アラビア語、英語のカタログを制作し、外資企業の仕事はドイツからカタログを送って貰い和訳の担当をしていました。
私はデザイナーなので翻訳はしません(出来ない)が5年も担当しているとスペイン語は何となく理解できる様になるんですね。アナログ時代なので覚え易かったんだと思います。
英語や日本語担当は直でD通やH報堂と仕事をしていましたが、
私は、スペイン語とアラビア語の仕事が多く延々と翻訳者とのやりとりが主でした。
地味な仕事もそれはそれで楽しかったです。
イギリスの事なんか忘れていた頃ですが、多言語に触れる事が格段に増えていました。
③に続く