ソニーさん、亡くなったんや。
以前、アメリカのバイクギャングについて
個人的に研究したことがあって、
全米を代表する組織ヘルズエンジェルスのリーダー、
ソニー・バージャー氏のことは
一番記憶に残りました。
その昔、特にベトナム戦争で疲弊した元軍人などを中心に
アメリカではバイク乗り達が集まりだし、
次第に素行が悪くなって事件を起こしたりしていました。
世間では彼らのことを「モーターサイクルギャング」と恐れられていました。
一番大きな組織、ヘルズエンジェルスをはじめ、
全米に多くのグループが誕生し、
それぞれチームごとにお揃いのジャケット、
芸人スギちゃんのような(笑)
デニムジャケットの袖を切ったベストに、
背中に派手な刺繍やペイントされた
「看板(パッチ)」と呼ばれるエンブレムを付けて
集まりました。
日本でも、バイククラブで
同じような格好をしている人達がいますが、
ルーツがここです。
その日本のバイククラブの看板でもよく見かける
「mc」や「M/C」というマークについて、
こんなルーツがあります。
全米を騒がせ、様々な事件を起こしていた
モーターサイクルギャングでしたが、
逮捕されたソニー氏が裁判で
「あなた達はギャングですね?」と問われ、
ソニー氏は
「我々はオートバイ愛好家集団(Motorcycle Club)だ」と
発言したことから、
みんな看板に「mc」や「M/C」と付けるようになった経緯があります。
逆に、ヘルズエンジェルスのライバル集団である
バンディドスは、「M/G」つまり
「俺たちゃモーターサイクルギャングだ」と
敢えて名乗るような集団もいます(笑)
日本のバイククラブの人たちは、
どれほどこの事を知ってるかはわかりませんが、
せめて、この
ソニー・バージャーという人物だけでも
覚えておいて欲しいです。
同じ、バイク愛好家として敬意を表して、
ご冥福をお祈りします。
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オートバイギャング集団の創設メンバーが死亡、83歳 「犯罪組織」という非難を擁護し続ける (よろず~ニュース) https://u.lin.ee/sfKuBue?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none