昼寝の食卓 -3ページ目

祭囃子

八月にはいり、夏も本番

しかし、週末の賑わいも日曜日の深夜に及ぶことは無く、今日は静かだなぁ


お客さんが、花火や盆踊りなどの夏祭りやイベントからの帰り道、いろんなお土産を持ってきてくれるのは嬉しいのだが、俺自身はお祭りには行けないから、逆に少し寂しくなったりもする

またいつかは行きたいな

祭りやねぇ

どうして毎日毎日、ことごとく暑いのか



夏だから



ハイ、正解


で、今日は地元の納涼

浴衣のお姉様方が見れるかもなんて、淡い期待を抱きながらも

実際には、ガキンチョが自転車に乗って出掛けていく姿しか見れず終わっていく



なんかセツネェな

まぁ、しゃーないか



焼きそば食いたいなぁ

ありがとう

バー仕事をしていると、日付がかわっても夜中や朝方は…というか、寝るまでは「今日」だ

たまに、お客さんとの会話の途中の「明日」の日付がわからなくなったりする

半日ズレてる


まぁそんな事はどうでもいいんだけど



昨日、寝る前に母からの電話があった

朝の8時過ぎだ

小さな頃からウチが引っ越すまで、アパートのお隣りで、よく面倒をみてもらっていたおじさんが亡くなった、という知らせだった

散々世話になった人だった

そんな人なのに、身体を崩して入院してから、見舞いに行ったのは、ただの一回きりだった


小学生の時、毎週土曜日になると、宿題を済ませ、隣のおじさんの家に行き菓子をもらって、みんなでテレビを見て過ごしていた

本当に毎週だった

おじさんはウチの両親より年輩で、俺を孫のように可愛がってくれていた

優しくて大好きだった


仕事を定年退職してからは、ウチの母親の勧めで絵画を描いていた

母親に奨められるままコンクールに出品した作品は、物凄い評価されて、絵が海外のコンクールを転々としたらしく、トロフィーやら楯やら賞状が飛ぶように舞い込んできていて、瞬く間に大先生になっていた

何度も海外にファーストクラスで招待されていたにもかかわらず、体調不良で断っていたらしく、おじさん自身は作品ほど有名にはなってはいない


明日、葬儀が行われる


冥福を祈ってこようと思う


おじさん、本当に今までありがとう