昨日は中学の体育祭だった。
一番盛り上がるのが学級対抗リレーで
クラスの全員が走るのだが、
娘は35人中16番目だった。
娘にバトンが渡された時は
4クラス中ダントツトップで
娘は独走状態ではあったが、
まだまだ油断はできなかった。
それなのに娘は、
余裕で1位になると思ったのか
ずっと笑顔で走り続け、
わたしを見つけると手まで振った
その後で足の遅い子が走ったり
転んだ子もいたりして、
徐々に抜かされ最後2位に終わった
娘が真剣に走っても抜かされていたが、
なんとなく娘のせいだと感じてしまう
娘以外の全員は真剣に走っていたから
小学校でさえリレーは真剣勝負で
必死に走りバトンを渡すものである。
それを娘に言っても何も悪びれない。
その様子を見ていたら、
たしかに宇宙の地球の中学の体育祭で
笑顔で走ろうが真顔で走ろうが
どっちでもいいし、
親や先生の期待に応えて生きていたら
将来息苦しく生き苦しくなると思った。

娘は常識的なタイプではない。
わたしみたいに発達障害っぽくもなく、
ただ新しい価値観で生きようとしたり
楽しく生きようとしたりしている。
「あなたは好きなように生きなさい」
そう思って言い放った。
(何言ってもダメだって諦めたな)