午前、

親子留学先の学校の情報が

送られてきたので、


学校周辺の地図を

穴が開くほど見まくった。


といってもネット上だから

穴は開かないけれど。

って紙の地図だって穴は開かん。


縦と横の通りの名前や

最寄りのスーパーの名前、

周辺のいくつかのホテルの名前まで

全部覚えたんじゃないかって位。


やはり一人で

子どもを二人も

知らない所へ連れて行くというのは

思っていたより精神的負担が大きい。


それだけですでに疲れてきていた。





午後、

いくら見ても、

自分たちのコンドミニアムが

見つからなくて焦る。


予約する時に

グーグルマップで見た時は、

なんとなく近く見えたんだけど、


たとえば外国人から見たら

東京なんて小さくて、

端から端でも同じ都内だからと

申し込む人もいるだろう。


もしかしてそんな感じだった?


同じ町の名前だったから、

そこまでいかないとしても、


学校のカフェテリアで

1日3食食べなきゃいけないのに、

もし歩いて30分とかなら最悪だ。


往復1時間とかなら、

勉強しに行くというより

食べに通うようなものだ。


もしかしてバスとか使うなら

一旦帰るのもバカバカしくて

1日中学校に居るしかない。


たしかに近くのホテルもあったけど、

少しでも安くしようと思って

コンドミニアムにしたのが敗因か。



夕方4時、

もう一度グーグルマップを見て

送られた地図とよくよく比べて、


ようやく、

自分が見ていた学校が

同じ学校の違う校舎だと気付く。


セブのシティ校とビーチ校で

バスで1時間ほど離れている。


余計な情報を送ってくれたもんだ。


木を見て森を見ないってところが

性質としてあるらしい。

(らしいじゃないよ、あるんだよ指差し)