「調子はどうですか?」
「ブログを始めて
3週間経ったんですけど、
毎日長文で、
ハイテンションというか、
得意気というか、
偉そうというか、
押しが強いというか、
自分でも読んだら引くというか、
本来の自分とは別の誰かが書いていて、
その人は
友達にはなりたくないタイプなんです。
でも書いている時は、
凄く楽しいんです。
だからやめられないんですけど、
このままでいいのか少し怖くて
不安になっています」
「なるほど、
それは薬が効き過ぎていますね。
また今日から薬を変えましょう。
躁状態を抑えていきましょうね。
大丈夫ですよ、
すぐ本来のあなたに戻りますから。
次は2週間後に来てもらって
様子を診ましょう。」
………薬の効き過ぎで躁状態になって、
それがどんなだかブログで曝け出して、
なんともみっともなくて
恥ずかしい事である。
って今日もまだ
昨夜飲んだ薬が効いているから、
明日から見たら今日も滑稽なんだろう。
でも滑稽じゃない人間なんていないし、
これはもうわたし一人の問題ではなく、
躁状態というものがどういうものか、
人類の記録である。(←ほら偉そう)
と、いとも簡単に開き直れるところが、
躁状態というものなのだろう。
何にでも落ち込み続ける鬱状態よりは
はるかに楽なのかもしれないが、
わたし自身は、
鬱状態の方が
自分の考え方と相性が良いので、
安心感がある。
この躁状態は、
わたしが自然に生み出した躁状態とも
ちょっと感じが違う。
はじめてのキャラクターだったけど、
薬のせいだったとは興味深い。
しかし、
9週間前に
パニック障害の薬
(エスシタロプラム錠10㎎1錠)から
双極性障害の薬
(ラツーダ20㎎1錠)に変えて、
3週間前に
1錠→0.5錠へ半減したから、
これ以上変える事も
減らす事もできないと思っていたので、
【アリピプラゾール錠6㎎1錠】
というまた違う薬があったのね、
なーんだと安堵
今年3種類目だけど、
わたしの脳ミソ、大丈夫かな?
脳ミソも若ければ覚えも早くていいけど、
新しい薬に対応できるのか少々心配だ
だから次の診察が3週間後じゃなくて
2週間後というのはありがたい
「あと、買い物とかは大丈夫ですか?」
と聞かれたので、
スーパーで2万円以上購入で
1000円引きクーポンに
引っ掛かった話をしたが、
レジで2万円に満たず
2回もお菓子を取りに走った話は
端折った。
食欲旺盛でどんどん体重が増え
服が苦しい話もしたが、
巣立った息子の分まで食べている話も
端折った。
これら買い過ぎ、食べ過ぎも
薬の効き過ぎによるもので、
太るのは副作用もあるらしく、
今日からの薬なら全て抑えられる
との事で、とてもとても安心した
明日からのわたしは、
心が落ち着いて、
食欲も落ち着いて、
ブログも書かなくなり、
また黙々と毛玉取りに専念するだろう。
でも、ちょっとさみしい気もする。
躁状態は、本当に楽しかった。
今日まで読んでくれた方々、(←そんなにいないからフォロワー1ケタ
)
本当にありがとう。