今年の漢字は、『金』だった。
個人的には、『病』とか『休』だから、
世の中とはかけ離れている
でも思えば、『金』もあった。
いつもなら、
会社の人とトラブルがあれば、
退職して終わりなのだが、
今回は、
退職する前に体調が悪くなり、
内科へ行ったら
心療内科へ紹介され、
今年は初めて休職という流れになり、
ケガや病気で休んで貰えるお金に
傷病手当『金』と、
休業補償『金』がある事を知った。
だから、『金』でもいいことにしよう
自分がどちらを貰えるかは
まだわからないけど、どちらでもいい
パワハラも、精神病も、
労災認定をされるのは難しいらしい
でも、労災申請書には、
訴えたい事を書きまくって、
A4用紙で7枚くらい
別紙として添付した
労災申請書の記入欄には、
病気になった原因を記入する欄が、
たったの4行しかなくて、
そんなんで受けてきたパワハラを
書ききれるわけがないので、
それを労基署のお兄さんに訴えたら、
「好きなだけ書いて添付してください」
と教わった
労災認定されれば給与の8割、
労災認定されなければ6割、
この2割の差は、
8カ月も休むと大きい。
別紙添付した時は、
2ヶ月の休職期間だと思っていたから、
ただ怒りに任せて書いただけだけど
自分が受けたパワハラやトラブルを
労基署が読んでくれると思うだけでも
かなり気が済んだ
どんな悩みや不満でも、
こうして誰かが読んでくれるだけで
ありがたいのと同じ
ありがたや〜
ありがたや〜
あともう1つの『金』は、
障害年『金』というもの。
精神障害者手帳について
区役所に聞いた時に、
「障害年金は御存知ですか?」
とお姉さんが親切に教えてくれた。
さっきから、
お兄さんだの、お姉さんだの、
役所の人間が年下になっていく。
みんな病気のオバサンに優しい
ありがたや〜
ありがたや〜
障害年金が貰えるのは、
初診日から1年半後らしいから、
わたしの場合、あと1年と少しある。
でも、年金事務所に電話したら、
今から手続きの準備や流れを
説明しておいた方がいいから、
来週来いと予約を入れてくれた。
今までこんなに年金払ってきて、
一度も障害年金受け取った事がない
生まれつきの発達障害者なんて
よっぽど珍しいのだろう。
そのせいか、どのせいか、
わたしの基礎年金番号を聞いてきて
支払い履歴の確認を取られた後、
電話の向こうの声や態度が変わった。
それもお得意様扱いに、ガラッとね
宇宙ロボット『キロボ』を
開発したオジサンたちの中でも
一番楽しそうに笑っていたオジサンが、



