日東UI2のアヘッドステムをアヘッドアダプタで取り付け、コラムスペーサーで隙間を埋めているパナソニック。


ハンドルは日東B307。セミドロップハンドルとプロムナードバーの中間くらいのポジションで、手元の角度がちょうど良い。


10速のSTIレバーを取り付けて、見た目のゴツさはあるが、非常に使いやすく仕上げた。


ハンドル径はφ25.4だが、ステムのクランプ径はφ26.0でスペーサーをかまして使っていた。


そんなわけで色々とハンドル周りを強引な組み合わせで組み上げた自転車なので、固定が甘くハンドルが回ったり、嫌な振動が来たりと不満が多かった。





1インチコラムでクランプ径φ25.4の日東製ステムを買った。





相変わらず日東のTIG溶接されたクロモリステムが好きなので、買ってしまった。


品番はMT-52T。おそらく1990年ごろの製品だと思うのだが、この辺りの初期のクロモリステムの方が溶接痕は細かくて綺麗。


MTB用のスレッドステムはそこそこ出るのだが、1インチコラムで値段が手頃なのは意外と出ず、時間がかかった。


ところが


クランプ部が長すぎて、曲がった部分でハンドルが入らない。少々値が張ってもオープンクランプを買えばよかった。これではフラットバーしか使えない。


というわけでまたしてもTIG溶接のステムのストックが増えてしまった。





結局は購入当初についていたおそらく純正品のスレッドステムになった。





ハンドル周りがスッキリし、当初の目的は達成したのでいいとする。


これはこれでベルがいい味を出している。





ロゴも何もないハンドルなので、アルミのステムと合わせるとなんともママチャリのような平凡な見た目となってしまったが、これはこれでいいだろう。




この後グリップをピストに付けていたOURYに変更した。


クッション性の高いグリップにしたことも相まって、衝撃が緩和された。


取り回しのいいコミューターバイク的な立ち位置のパナソニックは手放せない一台だ。