札幌のSLOG BIKE SHACKを訪れた。中心部から多少離れてはいるが、訪れてみたかった自転車屋だ。





店の外にまでフレームやホイールの残骸らしきものが転がっており、入る前から期待をさせる。


中へ入ると90年代のOLD MTBからロードレーサー、新しいものだとSURLYなど様々なジャンルの自転車が並んでいた。


宝探しをしているような感覚で見てるだけでもいくらでもいられそうだ。


せっかく来たので中古のパーツを一つ買って帰った。





BL-1051

シマノの105のブレーキレバー。白っぽいグレーに統一された1055系の105の一世代前になる。


エアロタイプでリターンスプリングの入っている、性能自体は現行モデルとも変わらない世代だ。


見てわかるようにパッドにベタつきと汚れがあるので格安で売ってくれた。





これを買った目的というのが、キヨミヤザワを気分転換にブルホーンにしたかったからだ。


ピストハンドル、ストレートバーを経て、ストレートバーにピンとこず、今度はブルホーンにした。





使ったのはかなり前に中古でDHバーを買った時に付いてきた、MAVICのブルホーン。90年代の奇抜な形状のTT用のファニーバイクに付けられている写真を見たことがある。


このハンドル自体にそこそこの価値はありそうだが、当時はDHバーのみくらいの価格で落札した覚えがある。


ちょうど黄色いステッカーがフレームカラーに合っていていい。





ステムは以前新品を安く落札した最短長のUIステム。全く使う予定はしていなかったが、ちょうどあってよかった。





ピストのブルホーンというと、フラットバーと同じブレーキレバーを使うのが定番。しかし、エアロタイプのブレーキレバー用の穴がハンドルに空いていたのでそれを利用して、取り付けた。





かなり前傾のきついスパルタンな体勢で乗ることになるので、大ギアを47Tから48Tに交換し、ギア比を少し大きくした。


前よりもスピードがよく乗って加速感は気持ち良い。ただでさえクイックなハンドリングだが、ハンドルが遠くなったことによりさらに気が抜けない走行感となった。


もはや普段使いで乗るというより、観賞用となってしまいそうだ。