ACT GIG 世界戦略

ACT GIG 世界戦略

映像作家・俳優養成・映像クリエイター養成

俺から世界が始まる

俺が人材を創る

ACT GIG(悪と戯寓)

錦糸町、亀戸辺りを徘徊した。

街をフラフラしてると、たまに面白い光景なんかを目にする。
すると、たいしたことでもないのに

得した気持ちになるから不思議だ。

夜、売れないタレントHと錦糸町で飲むことになり、

待ち合わせ場所に向かう途中、

俺の前をダークグレーのスーツをバリッと着こなし、

チロルハットを小粋に被った

小柄な齢70代と思しき爺さんが歩いていた。
まぁ、ダンディーな部類に属するレベルのお洒落爺さんだ。

そのダンディーオヤジが、歩きながら突然、屁をこいた。

それも、実が出たのではないかと思うぐらい、

地響きにも似た堂々たる音でだ。

ダンディーオヤジは鼻歌なんぞ歌いつつ、
なおかつ歩きつつ地響き屁をこいたのだ。

なんと器用なオヤジではないか。

俺は、小さなことは気にしないワカチコ(古っ…)な

ダンディーオヤジの器のでかさを感じた。

器がでかいと屁もでかいみたいだ。

で、売れないタレントHと合流。

まずはヤキトン屋でビールで喉を潤し、熱々のヤキトンを頬張った。

最近、このところ仕事が減り気味な者同士、
傷をなめ合いながらしばし語り合った。

そんでもって二軒目、ちょっと老舗チックな酒場に突入。
居合わせた年輩の客と意気投合し、熱燗をしこたまゴチになる。

どうやら、俺らみたいな一見さんはあまり来ないらしく、
70代オーバー年輩の常連さん達は、それが嬉しかったらしい。

おかげで俺は泥酔し、トイレで吐く始末。
久々に明日のジョー的な吐き方で、自分でもビックリしたぜ。

とにかく、この日は人生の先輩と縁がある日だったな。
俺も諸先輩方を見習って、

小さいことは気にしない器のでかさを身に着け
一期一会を大切にする爺さんになろうと決めた。