京都東山の臨済宗南禅寺に「水路閣」と言う
疏水の水道橋があります、全長100メートル
近くあり、南禅寺の境内を縦断するレンガ造
りの巨大な物です、此れを何と見るか？
観光客はレトロ感覚の京の代表的な景観と見る
が、京都人は明治政府の景観破壊だと見ます、
南禅寺は徳川幕府由来の禅寺なので、維新後
普通なら、こんな形で寺の景観を破壊する事は
ありませんが、維新政府は金地院崇伝の塔頭が
あった事で徳川のレガシーを破壊したのです。
現代ならば決して許されるものでは有りません。
観光的にレトロと言う郷愁を利用してこの暴挙
を正当化しました。景観破壊の典型と見ますが
貴方は、如何に見ますか？
明治以降の建物は殆どが景観破壊です、東山、
北山、西山、の景観に鉄とガラスの建物はい
りません。景観破壊の本質を見て下さい。