
現在学習塾業界は春キャンペーンを実施しており非常に忙しい状態です。
私もこのブログは毎日更新していきたいと思いながら
結局2週間ほど更新することが出来ていませんでした。
皆さん、この時期は中学生たちの受験直前と言うことで塾は忙しいのではないかと
思っているかもしれませんが
それは大きな間違いです。
学習塾から見ると
今いる中学3年生からは既にしっかりと
授業料、教材費、合宿代などたくさんいただきました。
これから必要になってくるものは今年4月以降の確定した授業料なのです。
そう考えると今いる生徒さん達の進路はさほど重要ではありません。
この傾向は特に個別指導塾にあるように思います。
集団塾の入口の看板に
「○○高校何名合格!!」
「志望校合格率○%」
と書かれている集団塾はもしかしたら今現在先生方が死に物狂いで
授業を行っているかもしれません。
しかしながらそれも地域のトップ校を受験する一部の生徒に対してのみで
偏差値50前後の高校に何名合格しようと
どうでもいいと言うのが本音です。
さて、それでは結局、今、このタイミングで、
学習塾への入会を考えている方はどのように探せばいいのかですが
「まずは春期講習を」
と考えるのはやめた方がいいです。
学習塾での春期講習や夏期講習は問い合わせを増やすためのツールでしかなく
もしも、A塾で春期講習を受けて結果として新学期からB塾に通うとなると
少なくとも一年間は営業電話がかかってくると思います。
そうではなく、今、新聞の折り込みで入っている学習塾のチラシを並べて
お子様としっかり話し合った結果、体験授業を受け、
その上で春期講習→新学期以降も継続することを前提として探すべきです。
私が見てきて一番悲惨だったご家庭のケースは春期講習で
集団塾1件、個別塾3件(私の教室を含む)を受講し
3年生の受験終了するまで
各学習塾でキャンペーンが行われる度に営業電話が家にかかってきたそうです。
学習塾業界は少子化の影響で生徒数確保のために必死です。
消費者が選ぶ際に絶対に必要な事はその子がどのような性格で
どのような性質の学習塾が合うのかをしっかりと見極めることです。