あなたパートナー、ネクタイ正しく結べていますか?
もしくは男性の方であれば、ご自身は正しく結べていますか?
今の時期はまだクールビズの為に、ノータイが当たり前ですが
徐々に涼しくなりネクタイを締めて通勤する日も近くなってきましたね。
そんなネクタイをして日々通勤するサラリーマンの方々を見ていて思う事。
「ネクタイ、ビシッと締めてたらカッコいいのに。。」と。
それだけ正しくネクタイを結べている方ってほんと希少な程に少ないです。
ネクタイって一番顔に近くて、一番スーツスタイルの表情となるモノ。
どれだけ仕立ての良いスーツを着ていたって!
どれだけ良い素材のシャツやスーツを着ていたって!
結び方がイマイチでは、一気に台無しになります。。!
その他大勢のビジネスマンとの差を付けるためにも、是非正しいネクタイの結び方を覚えましょう!
それだけ、ネクタイを正しく結べているだけで印象がガラッと変わります。
素材とネクタイ幅
結び方の前に、素材とネクタイの幅の考え方についての基本を。
<素材>
まずは素材。
素材にも色々ありますが、一番簡単な考え方は
「スーツの表面素材感と合わせる事」。
全く同じである必要ではないですが、例えば
・表面がツルツルのサテン生地ネクタイと、ツイードのような凹凸の強いウールジャケット。
これでは素材感がチグハグで、とてもミスマッチになってしまいます。
ツルツル寄りのネクタイなら、出来る限り滑らかな表面のジャケットやスーツに。
ウールのような風合いのあるネクタイであれば、風合いのあるジャケットに。
表面の素材感をマッチさせる事が前提として大事です。
<ネクタイ幅>
ネクタイの幅。
ネクタイの幅は、ジャケットの襟の一番広い所と、ネクタイの一番幅の広い所を合わせます。
勿論厳密に絶対合っていないといけないわけではないですが、幅が違いすぎたりすると違和感が出てしまいます。
基本は殆どが8cmの幅で作られている為に大きく幅が違いすぎる事はないですが、目安として覚えておきたいポイントですね!
ネクタイの結び方
では本題にいきましょう。
ポイントは大きく3つ。
①第一ボタンまで必ず閉める
②結び方はプレーンノット一択
③くぼみ(ディンプル)を入れる
①第一ボタンまで必ず閉める
まず必ず、第一ボタンまで閉めてネクタイをしましょう。
でないとせっかくのキリッとしたネクタイの表情が台無しに。
②結び方はプレーンノット一択
ネクタイの結び方は、種類を挙げれば数十種類と多岐に渡ります。
ですが、多くはいりません。スタンダードなネクタイであれば、プレーンノットという結び方一択です。これだけで大丈夫。他には要りません。
③くぼみ(ディンプル)を入れる
殆どの方々はここが出来ていないんですよね。
画像で結び方を説明していきます。
まず右側が大剣と呼ばれる、ネクタイの太い幅側です。
上からかぶせ、右側に戻します。
この際に、小剣と呼ばれる左側に、内側にくぼみを作っておくと後々結びやすくなります。
そのまま大剣を上に被せ、下からくぐらせます。
で、輪っかになっていた部分に大剣を通す。
大剣に通したら、このままギュギュッと締めていくのですが、その前に大事な事。
締める前に、画像のようにくぼみを作ります。
これがディンプルと呼ばれるくぼみで、ネクタイをより立体的に見せる為に絶対的に大事になる部分なんです。
ここからは僕なりのやり方。
上側の輪っかに小指を通して、後ろから前に、後ろから前に、という感じで結び目を
どんどん小さくしながらネクタイを締めていく。
しっかり締めていくとこの結び目がとても小さくなります。
で、小指を抜いて形を整えていきます。
こちらが完成形。
こちらがNG例。
ディンプルがなく結び目も大きい為に、シャツ襟の収まり方も悪く(シャツ襟自体が正しく選べていない画像ですが)イマイチな印象を与えてしまいやすくなります。
多くのサラリーマンは、このくぼみを作らずに結び、結び目もおにぎりのようなドカッとした結び目になっています。
結び目は小さくする事で、くぼみからの広がり方にメリハリが付き、よりネクタイの表情が綺麗に見えるんです。
このディンプルもやや装飾的な側面がありますので、葬式の際にはNGですが、それ以外のシーンでは必ず付けておいた方が良いです。
いかがでしょうか?
「ネクタイを結ぶ」という行為の1つで、こんなにもビジネススタイルの見え方。スーツの着こなしが変わります。
簡単にできる事なのに、意外と出来ていない事が多い。
是非パートナーが正しく結べているか?
ご自身が正しく結べているか?
営業マンなどの方であればお相手に与える印象も格段に変わりますので、是非覚えていってくださいね!
こんな風に、ビジネススタイルの着こなしって、把握しきれない事も多々あります。
そんなセオリーもお伝えしながら、似合うファッションをお伝えする診断も行なっております。
是非ご興味のある方は以下のリンクをご覧くださいね!
それではまた!
パーソナルスタイリスト ヒロユキ
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