前回は、#(シャープ)、b(フラット)などの記号が、二つの顔を持っていることを説明しました。譜面を書くためには、この二つの顔を持っていることを知っていることは、重要です。譜面を読むだけなら、#(シャープ)は元の音を半音上げる。b(フラット)は半音下げるということだけを知っていれば事足りるのですけど。
今日は、譜面の冒頭のところにでてくる拍子記号についてです。

4拍子とか3拍子とかいう、どんな塊で、曲を捉えるかを示すものです。上の譜面は、4拍子です。
4分の4
この場合、分母の4は、何を示しているでしょうか?
答えは、4分音符です。
4分音符という言い方は、音楽的な言い方ですが、通常、みなさんが、足を踏んだり、手を叩いたりしている音符の単位のことです。難しいことではありません。
分子は、その4分音符が、1小節にいくつ入っているかということを表します。この場合は、4なので、1小節に4分音符が4つ入っているということです。
1.2.3.4
2.2.3.4
3.2.3.4
4.2.3.4
と進んでいくことになります。(数の頭は、小節の数と思ってください)
4つずつの塊で、考えていくとわかりやすいということです。
それに反抗したのが、サティで、彼の譜面には、拍子記号も小節線ない曲があります。そういった区切りは必要ないのだ!と言っているのでしょうけれど、区切りがない譜面が、とてもみにくい。。。私は、その曲を練習するときに、4分の4で小節線を書き加えてしまいました。サティの意図をまったく無視しているわけですが。。。まことに読みにくい。。

こんな感じ。どうですか?見にくい。整理されていない感じというのは、他人には理解されにくい。。ってことでしょうか?
サティは、そういったことへのアンチテーゼを示しているということで、例外と考えて、今は、見やすい譜面を書くことをまずは知ってください。
さて、後は、よく出てくる3拍子については、
4分の3(3/4)
と書かれます。
1小節に4分音符が3つ。
なので、
1.2.3
2.2.3
とのっていきます。ワルツですね。
ボサノバやサンバは、一聴すると、4拍子なのですが、リズムにのるときは、
1.2
と二つでのるので、2拍子と呼ばれ、
2分の2(2/2)
または、
4分の2(4/4)
で書かれます。この話は、譜面とはちょっと離れていくので、参考までに。
拍子記号は、譜面を書くときには、省いてはいけません。演奏するときには、とても重要な記号ですから。
まだまだ、先は長いですが、ゆっくりと理解していきましょう!
前回までは、こちらでご覧いただけます。
第1回目<譜面とは何か?>
第2回目<譜面の冒頭には何を書くか?>
第3回目<調号と臨時記号>
ご質問などがありましたら、こちらからどうぞ!
しえすたボーカル&ミュージック







