- 7日間で人生を変えよう ポール・マッケンナ 著
- の中で面白い事が書いてあった。
~ 富を築く ~
昔、とてもりっぱな汽船を持っている富豪がいた。しかし、高価なものにありがちだが、この船はしょっちゅう故障した。
ある日、大変な航海を乗り切って外国から戻ると、エンジンが止まってしまい、
誰が何をしても動かなくなってしまった。
国じゅうの造船技師や修理工が次々に呼ばれてエンジンの修理を試みた。
しかし、誰一人として直せるものはいなかった。
万策尽きたと思われた時、富豪は腕の良い年老いた船大工の噂を耳にした。
彼なら船を直せるかもしれないが、法外な料金をとるという。
富豪はただちに彼を呼んだ。
まもなく、この道100年とも思えるような、たいそう年をとった船大工が到着した。
老人は大きな道具袋を手に、すぐに仕事にかかった。
エンジンにつながる無数のパイプを念入りに点検し、時々温かさを確かめるようにパイプを手に当てたりして調べていった。
やがて老人は袋に手を入れると、小さなハンマーを取り出した。
そして、パイプの1本をそっとたたいた。するとたちまちスチームが勢いよく音を
立て、無数にあるパイプを駆けめぐり、船大工がハンマーを丁寧にしまうあいだにエンジンが生き返った。
修理代はいくらかと富豪が尋ねると、船大工が口にした額はなんと
1万ポンドだった。
当時とすればひと財産つくれた金額だ。
“なんだって?”と富豪が呆れかえって叫んだ。
“おまえはほとんど何もしなかったではないか!”
“納得いく説明をしろ。さもないと牢屋にぶちこんでやるぞ!”
すると老人はポケットからくしゃくしゃの紙切れを一枚取り出し、そこに
何か書いて富豪に渡した。
それを読んだ富豪はにっこりと笑い、先ほどの無礼を詫びた。
そこにはこう書いてあった。
ハンマーでたたいた代金 1ポンド
たたく場所を知っていた代金 9999ポンド
≪ みなさんは どう感じました? ≫
お金を生み出すには経験? 双方の欲求を満たす事?
ご一読ありがとうございました。