台風10号の見通しについて、気象庁予報課の杉本悟史主任予報官は

「台風10号は、中心の気圧が930ヘクトパスカルに発達する予報で、特別警報級とも言えるような勢力だ。

記録的な大雨、暴風、高波、高潮となるおそれがある。予想される進路には幅があるが広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがある」

と述べました。

また、風の強さについて、

「去年の台風15号では、千葉県で、暴風による被害や停電が相次いだが、

そのときよりもさらに勢力が強くなるということを意味する」

と話しました。

そのうえで、

「週末を迎える前に、台風への備えを終わらせてほしい。

気象庁の発表する最新の台風情報に留意して、自分の命、大切な人の命を守るため、早めの対策をお願いしたい」