オマーン強いぞ&日本の課題
昨日のワールドカップ最終予選、日本対オマーンの試合は、
終了間際の失点で0-1の敗戦。
やはり、最終予選は簡単には勝たせてくれませんね。
オマーンの組織力の高さ
ながら見していましたが、
驚いたのが、オマーンの完成度の高さ。
この試合のために合宿をしていただけありますね。
オマーンの守備に関しては、
8人~9人でブロックを形成し、
ショートパスや個人技で崩そうとする日本を封じ込めました。
また、トップの大迫に入った瞬間に執拗なチェックを行い、
日本に主導権を握らせない展開が続きました。
攻撃に関しては、
失点シーンのように、長友の裏を狙い、吉田がつられてできたスペースを突くなど、
徹底的にスペースに放り込んでから、相手のギャップをつくことを徹底していました。
そして、90分集中が途切れることなく、守備ブロックを組み、
終了間際に1点もぎとる底力もありました。
攻守ともに、日本をとても研究し、対策してきたなと思いました。
これだけ洗練されていると、予選突破もあり得るのでは?
日本の課題
個人的に挙げるとすれば、
- 戦い方の意思統一
- 自分たちを強味を活かすための組み立て
- 強味を潰された時のプランBが欲しい
かなと思います。
1.戦い方の意思統一
森保監督の現在のサッカーはピッチ内の個々の判断に依存しているように見えます。
個々の選手の能力が高いだけに、きっちり戦術がなくても上手くできちゃいそうです。
それはそれでマジですごいことです。
ただ、意思統一ができたときは水を得た魚のように躍動しますが、
昨日のように速攻なのか、遅功なのかのようにまとまらない状況の場合、
バラバラになりかねない諸刃の剣になってしまいます。
個々の強みを活かすサッカーではありますが、
活かせないと意味がないですからね。
ある程度の戦い方はパターン化して整理した方が良いと思います。
2.自分たちを強味を活かすための組み立て
「大迫のポストから、2枚目の個を活かす」
これが、攻撃としての強みかと思います。
2枚目の個が好きなようにできるので相手が対応できないというのは
戦術が洗練された現代サッカーにおいて、イレギュラーになります。
ただ、2枚目の個を活かすためには、個々の選手がプレーするためのスペースが必要です。
上手くいかないときの日本代表は、スペースがないにも関わらず、個でいくぞー!と闇雲に攻めている印象が強いです。
わざわざ難しい方法を選択して勝とうとしているようにしか見えません。
大切なのは先ほども書いたように「2枚目の個のスペース」
このスペースを作るための組み立てやビルドアップ、戦略に乏しいなと感じます。
例えば、
- 真ん中を活かすために、サイドをワイドに使う
- 左(右)サイドに相手を密集させ、逆サイドにいる選手が個で崩す
- 個で崩す選手のためにデコイ(囮)の動き出しを作る
など、強味を活かすための準備が必要だと思います。
3.強味を潰された時のプランBが欲しい
今回のように大迫が徹底的に対策されていた場合、
- 大型選手を入れて、クロスからのシュート
- ドリブラーを入れて相手ゴール前近くで仕掛けて突破、あるいはファールをもらう
- 2トップで現在の戦い方の配置とギャップを作る
など、対策されたら次はこの手!
みたいな引き出しが欲しいなといつも思います。
まとめ
この試合を見ていて思ったのが、
アジアのレベルが上がっていて、付け焼き刃では勝てないということ。
今までは個の力の差があったから苦しくてもどうにか勝てていました。
しかし、相手の組織戦術が洗練されると、今の戦い方がハマらないことが増えてくると思います。
個々の能力は歴史上、高いレベルにあるので、
チーム戦術をもう少し整理するだけで見違える気がしています。
そこを、森保監督はしないのか、それともあえてしないのか。
(何か先を見据えている気がしてならないのです。深読みしすぎ?(笑))
真相は分かりませんが、個人的には森保監督に頑張ってもらいたいです。