心で変わる
心がある 心がない
人間は感情のある生き物といわれます
何らかの形で
自分の感情が動き
その時々で心が動きます
ど～も、ひろみです
なんじゃこの人と思ったら
。
。
。
なんかあの人に言われると
つい聞いちゃう…
あの人から言われると
理由ないのに嫌な感じ…
人の相性や
好き嫌いもあると思いますが、
こういう感覚ってありますよね
反対に
「○○して欲しい…」
のに
なかなか思うようにいかなかったり
「○○をしてください」
を
スンナリやってもらえなかったり
私自身
訪問介護の仕事でも
「ディに行きたがらない」
とか
「なかなかお風呂に入らない」
とか
家族の方や施設の方から
相談されたり
その方向で
対応するように…と
でも
『ディに行ってもらう』
『お風呂に入ってもらう』
他のことでもそうですが
事柄 重視になってる時
これは
絶対と言っていいほど
その通りに事は運びません
ディなら
尚更行くのを嫌がるでしょうし、
お風呂なら
下手したら動こうとしないかも…
それは
声をかける人間が
相手の方に対して
心が無いから
イヤイヤ
心はちゃんとあるよ
心配してるから
デイにも行ってもらいたいし
お風呂にもはいってもらいたい
そう思いますよね
でも
その時
相手の人の心は？
イヤだ
行きたくない
入りたくない
その言葉の奥にある
その人の心
なぜ嫌なのか
どうして行きたくないのか
イヤだからイヤ
だとしたら
ふとしたきっかけで
イヤじゃなくなるかも知れない
【いい】と思えるなにかを
一緒に探してみる
そして
何より
『行かせよう』
『入らせよう』
そこに意識を置かない
それはすでに
人が存在していない
その人のために
どうなのか
その人にとって
どうなのか
損得勘定や
見返りなんて考えず
その人のために
その人の気持ちに寄り添って
一緒に考え
その人にとって
心に響くモノを探す
コレって
綺麗事のようですけど、
私がケアに入ってて
ものすごく実感したことです
実際に経験した事で…
これまで何人もの人が
その人に関わって
入浴を試みたけど
部屋から移動しなかった方
その人のケアに入った時
私も初めは
言葉だけのやり取りでした
「○○さん体を～」
「スッキリしますよ」
「シャワーで流しますか」
その度に
「別にいい」
「入らなくて大丈夫だ」
「入りたくない」
拒否の言葉が続きました
ある時から
「お風呂にはいってもらう」
その目的意識をやめました
それから
できるだけ
その方のことを想像しました
1人で部屋にいる時
食事してる時
家族とのこと
ヘルパーが入るまでの時間
色んなことに考えを巡らせ
その人のことを考えまくりました
そして
その人の頑なな心が
少しでも緩むように
ケアに入っても
「お風呂」
とは言わない
最初は
私の顔を見ると
「お風呂」
そう言われる
入らされる
と思っていたのに
全くその事に触れない
行くたびに
色んな話をしながら
全身を拭くだけでした
そのうちに
返事すらなかったその方が
「うん」「あぁ」
と
言葉を発するようになり
身体を拭いてる時も
「ここはこうして欲しい」
と
自分の要望を話すようになり
最終的に
浴室へ行き
頭も体も洗えるように
でも
元々頑固な方ですから
浴室へ向かいながらも
「なんで行かなきゃいけないんだ」
「シャワーなんかいいよ…」
と
口では文句を言いながら…
ちゃんと自力で歩いて
お風呂場へ
しかも
服を脱がせていると
「何するんだ」
「裸になるじゃないかー」
そう言いながらも
無抵抗で
とっても協力的でした
なんか可愛いですよね
このやり方がいい
ということではなくて
何をするにも
どんな時でも
そこに人が関わる限り
相手のこと
相手の心のこと
意識するだけで
全然違ってくると思います
夫婦はもちろん、
血の繋がった親子でも
それぞれ一人の人間です
どんな状態であろうとも
一人の人間です
その人の心なんて
その人にしか分からない
もしかしたら
本人すら
分からない部分もあるかも
その人にしか分からない
気持ちを 心を
分からないからと
全く無視して
『あなたのため』
その行動は
あなたのためでもなんでもない
だって
相手の心を考えてない
もし自分が
「あなたのためよ」
「あなたのこと考えて」
と
自分の気持ちを無視して
一方的にこられたらどうですか？
反対に
時々 的外れだとしても
あなたのことを思って
あなたのことを考えよう
その思いが伝わってくると
何となく
その人する事って
受け入れちゃいませんか？
私だけですか
今 私は
自分のやろうとする仕事へ向け
あり方
やり方
ある方の元で
考え 学び 吸収
その人は
他にも色んなことをされていて
細かくは書きませんが凄いですﾖ
めちゃめちゃ忙しい方です
でも
でもですね
その人は
忙しい合間を縫って
20人以上いる
一人一人に
小さなことでも
コメントを入れてくれたり
アドバイスをくれたり
ちゃんと反応してくれるんです
当たり前
という人もいるかもしれない
相当な
知識と実践と実績を持つその人
その人の行動には
ものすごく愛があります
言葉一つ一つに
その人その人への
思いがあります
てか
思いがなきゃ
あんな忙しい中
夜遅くに
一人一人に
ちゃんと反応して
コメントなんて書けない
と
私は思います
仕事だから
それだけじゃないものを
その人の行動に
ものすごく感じるから
そこに関わる人達は
それを感じて
さらに
もっと もっと
動けるんだと思う
自分のやりたい事へ向け
動いている
それはもちろんだけど
その人の
心いっぱい
愛いっぱい
その行動を受けたら
何としてでも
その思いを
結果として返したい
そんな思いが
自然と沸いてくるんです
自分の心を大切に
そして
相手の心を大切に
上手くいかないようなことも
ふと
相手の心のことを
意識したら
また少し
状況が変わってくる気がします
物事が煮詰まってくると
事柄
ばかりに意識がいっちゃうけど
そういう時こそ
お互いの心に
ちょっと目を向けて
意識を向けて
自分の偏った思いも
相手の気づかなかった思いも
気づけるかもしれないから
何より
自分の心を
大切にしてください
そしたら
相手の心に
寄り添えるようになるから
日常のちょっとしたこと
ふとした疑問
言ってみたらスッキリするかも
みなさんの日々に
心からの笑いが
少しでも多くありますように
ありがとうございます