買い物
いつどのタイミングで行くか
これまた
今まで通りにゃいかない
これまでは
仕事の合間・・・
ケアとケアの間の時間
ちょっと時間空くな…
そんな感じで
ふと寄っていたスーパー
今は
これまで空いてた時間に
やたらと人がいたりして…
買い物するために
回り道して寄ったスーパー
外から店の様子を見て、
この人の多さじゃダメだ
店に入ることも無く
そのまま家に帰ることもある
一旦カゴを手にして、
やっぱり人多い…
そう思って店を出たこともある
これまでだったら
「わざわざここまで来たし」
とか、
「今買っとけば帰り楽だし」
行ったからには買って帰る
そんな感じに思ってた
今 この状況で
多くの人が 外出自粛の中、
仕事とはいえ
外に出てる私
しかも
介護という仕事にいる私は、
少なくとも
自分の効率や気持ちだけで
買い物してはいけない
そう私は思ってる
利用者さんの買い物で
自分の意図しない時間に
スーパーへ行くこともある
仕事上での買い物だから
自分の時みたいに帰れない
その時間…少し怖い
自分がどうこうというより、
もしも私が利用者さんに…
という不安
だから
自分の買い物は、
「どうしても今？！」
そうじゃないから また後で。
そしたらば・・・
今までどんだけ
スーパーグルグルしてたんだ私
ってくらい
1日の歩数が少なくなって…
少なすぎて笑えるっっ
そんな感じの日々の中
今日たまたま寄った
とある業務スーパー
比較的 お客さん少なめ
レジ待ちも 間隔とって
パラパラと・・・
カゴを手に取り
一応 目当てのものを入れてく
一応…というのは
できるだけ滞在時間を短くする為、
その時思い出したものだけ
カゴに入れていくから
帰ってからあ～っ
つてことよくある…
つてことよくある… で、レジでお会計
「どぉ～ぞぉ～～」
やけに語尾を伸ばすオバチャン
仕事 早い
ぱっぱと バーコード読み込み、
ちゃちゃとレジ打ち
さっさと 袋を用意して…
「○○円でぇ～～す」
端数の小銭を出しながら
財布と向き合ってる私に、
さり気なくオバサンの声
椎茸のパックを手に取り
「コレ お客さんのですかぁ～？」
いやいやいや・・・
お客さんのも何も、
そのカゴに入ってたでしょぉ～
なんてこたぁ言わずに
「あっ、そうです」
マスク越しでも笑顔で答える私
「あっすいませ～～ん」
「はい。○○円でぇ～～す」
先に打ったお会計とは別に、
椎茸だけのお会計・・・
ここで 私
ちとばかしイラッとしました
で、ふと考えました
ん？このイラッは何でだ？
前までの私は
小さなことでも
すぐにイラッとおばさん
だったので、
打ち忘れにイラッとしたかも…
でも ココ最近は
イライラ度数がめっきり変わって
滅多な事じゃイライラしない…はず
それなのに
このイラッはなんだろう・・・
お会計を終え、袋詰めしながら
考え…感じていた
気持ちがなかったからだ
心が感じられなかったからだ
打ち忘れの間違いじゃなく、
「すいませぇ～～ん」
「○○円でぇ～す」
その出来事の前と後と
全く変わらない 言葉の音
すみません
とか
アレコレ言葉をつけなくても
気持ちがあれば
心が入っていれば
必ず変わるはずの言葉の音
そのことに
私はちとばかし イラッとしたんだ
そのレジのおばさんのおかげで、
私は
自分自身のことに気がついた
今 こういう状況下の中
あれもこれも…と気持ちが急いで、
自分が本当に目指したいことを
見失うところだった
私は
人の気持ちを大事にしたいんだ
人の心を大切にしたいんだ
それがいつの間にか
形から…雰囲気から…
違う目的に向かって動いていた
だから矛盾を感じたんだ
私が楽しいと思えること
私が嬉しいと思えること
自分が楽しまなきゃ
人は楽しませられない
それはその通りなんだけど
私は
自分が楽しんで
みんなを引っ張っていくよりも
その人に寄り添って
その人の中にある
楽しさや嬉しさや優しさ…
そういうものに気づけるように、
一緒に笑って
一緒に楽しんでいきたい
人の気持ち
人の心
私の大切にしたいもの
もちろん
自分の気持ち、自分の心も
ありがとう。レジのおばさん
おばさんのおかげで
自分の大事な部分を
思い出しましたぁ～
こうしている時にも
辛く大変な思いをしてる人がいる
必死に働いてくれている人達がいる
そのことを心に持った上で、
今 自分のできる精一杯で生きる
百均で買った小さな緑。
元の木は枯れて、
その横から生えてきた緑🌱
昨年の10月頃は こんな感じ…
今では ここまで伸びてます
今 生きているみんながステキ
少しでも
笑顔の時間がありますように
ありがとうございます