権力や圧力、立場…
様々なモノで隠されていた現実。

発言力のある人の言葉で
伝えられてきた都合のいい現実。


子供だから気づかないと思っていたけど、子供だからこそ 
ありのままの真実をみてきていた…


✰  ✰  ✰  ✰  ✰  ✰  ✰  ✰  ✰  ✰  ✰  


何も言わずに時が過ぎれば、

そのまま
誰一人として知ることの無い事実。



  いや、
      そんなふうに終われない!



少しでも、
1人でも、
他の誰かに知って欲しい 事実

文字にして、
この事を残していこう…


    …ブログを始めたきっかけ


                      下矢印


 合間合間ではありますが、
                        続いてる話です


🔸  🔹  🔸  🔹  🔸  🔹  🔸  🔹  🔸
 
 医師から伝えられた
 主人の状態・・・


そして 
       告げられた言葉・・・





ソレを、
現実として受け入れきれず…



        いや、




受け入れるのが怖くて、


受け入れたくなくて、




    1日の終わり…

     私は 現実逃避の時を過ごす





 朝起きてから、
 病院と仕事場と幼稚園の送り迎え…
そして再び病院・・・



昼間どんなに普通に仕事しても、
娘とどんなにふざけていても、
病院で 主人と娘と笑っていても、



夜 1人リビングで泣いていた・・・



  寝るだけの状態の胃の中に
       一本の缶チュウハイを流し込む




毎晩 、毎晩 …

      泣いて    飲んで
               飲んで   泣いて・・・



  私 いったいナニやってるの?!

  こんな事続けてちゃダメだ

 
  
あの人が
 病気で
 治療で苦しんでるのに…



 私 あの子の「ママ」なのに…





逃避しきれず、

自己嫌悪の渦に入り込む…






こんな事してても何も解決しない。




分かっていても、

そんな夜を続けていた…





それと同時に、

考え始めていたことがある。




   今 この3LDKの家は
   私達に必要なんだろうか…


   ということ。


朝 6時すぎには娘と家を出て、
再びこの家に戻るのは夜の9時すぎ

娘と私がほぼ寝るだけのこの家に
家賃を払い続けていること…




ちょっとずつ違和感を感じ、



      できることなら

      もっと小さくて

      もっと家賃の安い所へ…





入院中でバタバタしているし、

お金ももちろんかかっているし、


引越しなんて・・・




 でも
     
      それでも

何とかできないか…と、
   
          頭でグルグル考えてた





そんな状況でも
現実は動いていて・・・



主人が入院してから 半月ほど…

胸やお腹に溜まっていた水も
だいぶなくなり、
酸素のチューブを外せるようになり、
病室階以外の移動もOKになった頃



担当医から

    改めて
    
     「今後の治療方針の話」を…と。


 主人と私、
お義父さん、お義母さんも含めての
カンファレンスがあった。

  

「体力の状態を見ながら
   徐々に薬を使って治療を始める」

と・・・。



 厳しい状況であることは
                            変わりない…



治療を始めると言っても、

投薬を続けられるのかすら

分からない状態だった・・・・



(以前にも書きましたが…)

  お義父さん
     仕事先のレストランの偉い人。

   

  とても発言力があり、
 色々な術を持って人を動かす・・・
  



上司として出会っていたので、


主人と結婚したからといって

        「お義父さん」

という意識になれず…



 上司という以上に、

 
シロといわれれば、
クロもシロになってしまうような…


そんな
圧力を感じてしまっていた





カンファレンスの数日後


その 偉い人から、




   「私達と一緒に住まないか」



と、

話を持ちかけられた。





私の荒れてきた生活、

私のグルグル考えている引越しの事、



全て知っているかのような

全て見えているかのような




 そんなタイミングで…




     「一緒に住まないか」






    今の私なら

          絶対考えない選択肢・・・





でも、





その時の私は・・・



     気持ちが不安定な日々


    こんな自分と
          二人っきりの4歳の娘…



   
  その事に

 自分自身が不安だった・・・





  そんな状態な時、


      提案された言葉だった…





  「一緒に住まないか」





 今となっては・・・



     ここからが始まりだった