【ある出来事】
無かった事にしたくない。
少しでも誰かに知って欲しい
 バリバリな決意
 ユルユルと書いている私です



   【今に繋がる日々】前回の話…
                    
 進み始めた ライブへの道のり

 一人で立つ 店のステージ




ピアノの生演奏などをしている店。
音響に関しては
ある程度の設備が整っていたし、

操作する人間だって
ソレを使いこなし、
「音を操る
くらいの感じな人もいる。



ただ、

芝居をやってきたステージではない



だから
照明が色々ある訳じゃない。
前から、後ろから…
足元照らしたり、
上からピンスポ当たったり…

そんなものは一切ない

でも
 右 左 真ん中…💡
それぞれ分かれているのと、
小さなスポットライトがある

それらをうまく組み替えて
ライブに活かしていく事になった流れ星



店の営業は
「ライブで貸し切り」
                           にはならず

ある程度の席をライブ用に確保し、
それ以外は通常営業。



ということは…


レストランに入ったら、
見ず知らずの人間が
ステージでひとり
        何やら やってるぞ


という自体になりかねない


  イヤ、
  恐らくなってしまうんだろう






   
   ライブでやる内容は決まった。
   当日に向けて
   地道に練習も始めている。






いつも店に来てくれる常連さん

毎晩の生演奏を楽しみに

演奏者のライブにも来てくれてる



そんな常連さん達…

観たこともない、
どんなモノをみせられるかも
想像のつかないライブ

はたして
どれだけの人が来てくれるのか



生まれてから今まで
一緒に過ごした たくさんの人達…
なかなか連絡を取ってないクセに、

久々に連絡して、

「ライブやります。
          観にきてください」って



はたして
そんな状態で来てくれる人が
いるのだろうか…





練習を進めてくうち、
内容が少しずつ固まっていくにつれて



   一人でライブやりきれるか…
   当日までに仕上がるか…




なんて不安より



   お客さんはいるのか
   もしかしたら
   通常営業で入ってくるお客さんが
   酔っ払ってて
   とんでもないコトが起こるのでは





 ・・・そんな恐怖が大きくなった






不安は減らずも
本番までの日にちは
確実に減っていき…




アチコチ連絡を入れ…ようにも、

自分が連絡を途絶えてしまっていて

『アチコチ』にならない



ここにきて、
改めて

     『人との繋がり』
     
                        の大切さを痛感




店側からは…

というより、

 あの大物さんから
 (最初の頃のブログに出てきてた方)

「チケットは売れてるのか?」
「どれくらい集まるんだ?」


 「大丈夫なのか?」
 「ちゃんと声かけてんのか?」

 毎日顔を合わす相手なので、
 毎日言われ続けるのです…



 それがまたプレッシャーで、
仕事をしに行っているのに
気持ちが仕事どころではない感じチーン







 あ~
なんで「やります」って
  言っちゃたんだろうもやもや





とまで思ってしまう始末・・・タラー






こんなヘナチョコな私のライブ日本国旗



仕事しながら
常連さんに声をかけまくり、

なかなか連絡をとっていない人達にも
ひたすら連絡をいれまくり、





少しずつ、少しずつ
チケットが売れ🎫
店の確保しているライブ用の席が
少しずつ、少しずつ
埋まっていった…






    本番当日キラキラ


フタを開けると
不安がぶっ飛ぶお客様の入りびっくり


ライブのことを知らず
普通に食事に来ているお客さん達も
含めて、
店内はワイワイガヤガヤアセアセ


皆さんお酒もしっかり入ってます






もし、
もしもライブ中に
ご機嫌なお客さんから
ライブとは無関係な
大きな声をいただいてしまったら…


その時は
あの「ガラスの仮面」みたいに
(⇗この漫画分かるかしら
お客さんを取り込んでしまえ…


などとデキもしない想像を膨らませ、





この数年感じてなかった

あの独特の緊張感

   本番直前頭真っ白になる感覚






そして
         

                久々の光の中キラキラ







黄色い花  黄色い花  黄色い花  黄色い花  黄色い花  黄色い花  黄色い花  黄色い花  黄色い花  黄色い花  



  シ~ンと静まっている店内

   真っ暗な客席

  ライトの向こう側

こちらを向いている幾つもの顔が
ボンヤリと見えていた…


みんなの顔が
こちらを見ている…



そこにいる人達が

演奏ではなく、

話す声に、
ふとした間に、

反応してくれているのを感じた







1時間弱…

 店内の明かりが全て点くと

 拍手をしているたくさんの人達が
 目に入ってきた

 
 訳もわからず参加していた、
店に食事に来ていたお客さんも
一緒になって拍手してくれていた






そこへ、

 笑顔でステージに上がってきた人が…


 私のライブの今後を決めるあの人



  




MCとして
次回のライブのお知らせなどを伝え、


「それでは、また下半期!」

 
        ん!?

 「後半のどこかで
      またライブをやろうっ!」




 おっ、


   おっ、おっ、おっ  





それは、

 ということは…






 



   「次もよろしくね」





次に繋がった


 また やれるコトができる






  ライブ終わり…
私自身はもちろん、
お客さまも
    なんだか熱気のある店内






奥の方から

娘を抱いた主人の顔が見えた






  「おつかれ


   「○○(娘)、静かに見てたよ。
   寝ちゃうかと思ったら、
     ずっと真剣に見てたんだよ」



 
   
  娘は
   
  数時間前に会ったばかりなのに、

 スゴく久々に会うかのように


 私にしがみついてきた





  「どうだったんだ?」


   隣にいた大物さんにこう聞かれ、





   主人のこたえは…








  「身内が出てると

    何か恥ずかしくて


     次ん時は



          俺 家にいるわ



    だそうです…