恥ずかしかったことを思い出す。

星の数ほど、記憶の中にあり、恥ずかしさと怒りに苛まれて、心と体がどんどん小さくなってくる・・・

 

 

いつでも行ける状態であるか?

心の準備はできているか?

 

準備のために、何ができるだろうか?

 

昔、参加した空手の大会の失敗から、学んだ事がある。

 

 

 

 

 

 空手の大会

 

空手には大きく分けて、2つの競技がある。

技を見せる「型(かた)」と、戦い合う「組手(くみて)」。

 

 

私が所属する団体での大会に参加した時のこと。

もう20年以上前になりますが、その時の事を思い出すと穴があったら入りたい気分になる。

 

 

当時20代前半の私は、イキがっていた。これも恥ずかしい思い出ですが…

大会のために、普通は練習をするのが当たり前ですが、よく人から型が上手と言われていたので、調子こいて全く練習せずにいた。

 

「俺、いつも稽古してるし、上手だし楽勝だわ」

 

みたいな感じで、この時のことを思い出すだけで嫌なヤツだ。

 

もしも、ドラえもんのタイムマシンがあるならば、この時に戻って、自分を叩きのめしてやりたいです。

 

 

 

ほとんど練習もせず、当日を迎えました。

大会は順調に進行し、私が参加する競技が始まります。型の競技は1人ずつ演じて、5人の審判から点数をつけてもらいます。審判は1人10点の持ち点がり、50点満点で順位を競うのです。

 

順番待ちをしている最中に、どんどん冷や汗が出てきます。

いつもの大会では起こらなかった、初めて味わうような緊張感が襲ってきて、とにかく焦りました。

 

一緒に競技に参加する人たちのレベルが高かったことも影響していたと思います。この時になって、やっと「ちゃんと練習しておけばよかった…」と後悔し始めました。

 

 

その時の私の心身の症状ですが…

 

足の裏に汗をかく

体が冷えてくる

視野が狭くなる

心拍数が速くなる

どうしよう、どうしようと、何も考えられなくなる

 

 

いざ自分の番になると、それはそれは散々たる結果でした。

いつもでは起こらないことが起こりまくる。

 

空手は床の上で裸足で競技します。型の動きの最中に足が滑って、ズッコケそうになりました。

待ち時間に、足に汗をかいていたのですが、それが影響していました。

 

動きもぎこちないです。

なんの準備もしていないので、いつもの動きができない・・・

 

点数も思った以上に低く、入賞(上位3人)なんて夢のまた夢です。

 

 

 

 

 

 この経験を得て

この時の経験があったからこそ、それ以降の大会では全力で準備をして練習をしていきました。

 

自分が最高の型を演じて、見ている人が驚き拍手喝采し、優勝して金メダルをもらうイメージをする。

一緒に競技をした人たちと喜びを分かち合う。

 

1つの失敗から、準備をする大切さを学びました。

 

学んだクセに、サボってしまうこともあります。そんな時は、やっぱりうまくいかないです。うまくいかない時は、この時の失敗と同じような事が起こります。

 

 

この経験を色々な形で応用していかねばと、今やっと気づきました。これから、がんばっていきます。

 

何のために?

その先にあるものも明確にして、コツコツと取り組む。

 

恥ずかしい思い出から、これからの指標を得られた気持ちになりました。

 

 

 

Are you Ready?

 

いつでも”Yes!!”

と答えられるように、準備万端の状態を作り、保っていきたいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

今日もステキな1日になりますように!

 

 

 

 

 

 今日のしつもん

どんな準備をしますか?

 

 

 

 

準備をするための準備をしようと思います!!

アラームかけまくって、アラームにイラついてしまう・・・😂